王78~79プレイオフ:Cセミファイナル

 

キングスが少しプレイオフに出ない間に、またプレイオフのフォーマットが変わっていました。

 

プレイオフに進むのは両カンファレンスそれぞれの上位6チーム。

カンファレンス1位の勝率を残したチームが第1シード、勝率に関わらずもう片方のディビジョン王者が自動的に第2シードとなります。

 

①1stラウンド

a各カンファレンスの第3シードvs第6シード

b各カンファレンスの第4シードvs第5シード

 

②セミファイナル

aの勝者vs第2シード

bの勝者vs第1シード

 

キングスはディビジョン王者で第2シードだったので1stラウンドは免除。

勝ち上がってきた、第3シードのサンズ(50勝32敗)と対戦します。

 

シーズン中の対戦成績は2勝2敗。

お互いにホームで2勝ずつあげており、ホームコート・アドバンテージのないキングスは不利かもしれません。

 

●ゲーム1@アリゾナ・ベテランズ・メモリアル・コロシアム

 

キングスは前半を58対49とリードしますが、3Q終了時には73対71と迫られ、99対102で逆転負け。

0勝1敗です。

 

キングスは、オーティス・バードソング20点、サム・レイシー13点&12リバウンド&5ブロック。

スコット・ウェドマン、ビル・ロビンジンもそれぞれ16点を稼ぎましたが、フィル・フォードがブレーキ。

ドン・ブージのディフェンスに苦しみ、10点(FG3/17)&7アシストでした。

 

サンズはポール・ウェストファル25点、ウォルター・ディビス24点に加え、ビューズがシーズン平均を大きく上回る16点&9リバウンド&4スティールの大活躍。

ベンチからはトラック・ロビンソンが13点&12リバウンド&2ブロックをあげています。

 

●ゲーム2@ケンパー・アリーナ

 

キングスは、バードソング、ウェドマンらが序盤から得点を重ね、1Qを35対21とリード。

2Qになるとビリー・マッキニーの活躍もあり、61対42とリードを拡げました。

 

3Qは、サンズがロビンソンの働きなどで少し点差を詰めますが(87対70)、4Qはまたキングスがリード。

111対91で完勝しました。

 

キングスは、バードソング23点、ウェドマン22点&10リバウンドと両ウィングが活躍。

レイシーは8点&9リバウンド&8アシストとオールラウンドなスタッツを残し、フォードも8点&9アシストと少し持ち直しました。

 

この試合はベンチもよく、マッキニー10点&7アシスト、ダーネル・ヒルマン7リバウンド、ルーシャス・アレン8点、リチャード・ワシントン8点でした。

 

サンズは、ディビス16点、ウェストファル10点、アルバン・アダムス12点&9リバウンド…とスタメン全員の得点がシーズン平均以下。

ロビンソンは17点&13リバウンド、マイク・ブラッツも13点をあげています。

 

●ゲーム3@アリゾナ・ベテランズ・メモリアル・コロシアム

 

キングスは3Q終了時点で69対90のビハインド。

4Qに少し盛り返しますが、93対108で敗れ、シリーズは1勝2敗となりました。

 

キングスはフォードとレイシーが不発。

フォードは6点(FG1/7)&5アシスト&5TO、レイシーは21分の出場でファウルアウトしています。

 

バードソングとウェドマンはそれぞれ22点をあげ、ビル・ロビンジンも12点&10リバウンドと健闘。

ベンチからはヒルマンが7点&7リバウンド、アレンが10点でした。

 

サンズは、ディビス22点、アダムス17点&9リバウンド、ロビンソン11点。

ウェストファルがファウルトラブルのためか14分しかプレイせず、2点(FG1/7)に終わりましたが、ブラッツが16点、テッド・マクレインも10点と穴を埋めています。

 

●ゲーム4@ケンパー・アリーナ

 

94対108でキングスが2連敗。

このシーズン初めてホームでサンズに敗れ、1勝3敗と王手を掛けられました。

 

サンズは、ウェストファルが復調して26点をマーク。

これにガー・ハード20点&14リバウンド、ディビス17点、アダムス17点&10リバウンド&8アシスト、ブージ10点&3スティールと続きました。

 

キングスは、ウェドマン21点&10リバウンド、バードソング19点、フォード12点&5アシスト&4スティール。

レイシーは、18点&13リバウンド&5アシスト&3スティールをあげたんですが、8TOもありました。

 

●ゲーム5@アリゾナ・ベテランズ・メモリアル・コロシアム

 

序盤からサンズが先行。

ディビス&ウェストファルを中心に流れを作るサンズに対し、キングスはバードソング&ウェドマンでなんとか繋いでいるような感じでした(21対30)。

 

2Q。キングスは、ベンチプレイヤー主体のQ前半に更にリードを拡げられます。

とにかくシュートが入らず、ヒルマンがオフェンス・リバウンドで奮闘する姿が目立ったくらい。

サンズはウェストファル好調で、ブラッツもよかったです。

 

前半終わって、キングスは46対70と大量ビハインド。

前半のFG成功率は28%しかありませんでした。

 

3Q。ウェドマンやバードソングらの得点で一時15点差まで詰めますが(61対76)、サンズはディビスとベンチ陣を中心に流れを戻してしまいます。

最後はウェストファルのブザービーターで、69対95。

 

4Qのキングスは、バードソング、レイシー、フォードを一度も出さず、ベンチメンバー中心。

サンズは最後まで手を緩めず、試合終盤、ディビス&ビューズを下げたときも、主力はここでお役ご免かと思いきやウェストファルを出す徹底ぶりでした。

 

最終スコアは99対120。

キングスは1勝4敗でシリーズ敗退です。

 

バードソングは21点をあげましたが、FTは7/12。

ウェドマンは15点(FG5/16)、レイシーは5点(FG1/7)&10リバウンド、フォードは3点(FG1/10)&2アシストでした。

 

ベンチは、ヒルマン10点&9リバウンド、マッキニー10点&7アシスト、アレン8点、ワシントン8点。

4Qに稼いだスタッツが多いと思うんですが、この4人の方がスタメンより動きが良かったですかね。

 

サンズは、ウェストファル32点、ディビス18点、ブラッツ18点、ロビンソン12点&9リバウンド、ジョエル・クレイマー6点&11リバウンド&5アシスト。

サンズの最多リバウンド&アシストはクレイマーでした。

 

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サンズのディフェンスが◎。

シーズン中のディフェンスのスタッツはあまり良くないんですが(平均失点リーグ14位、被FG成功率ワースト5位…)、プレイオフに入ってからは好調。

このシリーズまでの8試合中6試合で相手を100点未満に抑えており、キングスのシリーズ平均は99.1点でした。

 

リック・バリーが、シーズン中にサンズのディフェンスを評価するような話をしていたそうで、バリーが正しかったということでしょうか。

 

フォードにとっては試練のシリーズ。

ブージをはじめとしたサンズのディフェンスに悩まされ、シリーズを通して散々。

5試合で平均7.8点、5.8アシスト、3.0TO、FG成功率26.3%と惨憺たる出来でした。