王80~81プレイオフ:Cファイナル①

 

なんと40勝42敗どうし、第5シードvs第6シードのカンファレンス・ファイナルとなりました。

ホームコート・アドバンテージはキングスにあります(!)

 

シーズン中の成績を比較すると、平均得点と平均失点に大きな差はないんですが、キングスの方がゲームのペースが速いんですね(キングスが10位、ロケッツは18位)。

 

トム・ヘンダーソンは、「テンポを上げなければならないかもしれない」とシリーズ開始前に語っていますが、フィル・フォード離脱以降のキングスは、試合のペースをコントロールすることで勝ち進んできました。

 

シーズン中の対戦成績はキングスが4勝2敗と勝ち越していますが、2敗はシーズン終盤のもの。

新しいスタイルのキングスの方がロケッツとの相性が悪いとも言えそうですが…

 

ビリー・ポルツは「それ(4連敗)はシーズン序盤の話だ。うちは序盤は苦戦していた」「しかし、シーズン終盤、どうしても勝たなければならない局面では勝つことができた」と自信を見せる一方、サンズが勝ち上がってくることを望んでいたとも付け加えました。

カンザスシティは今タフだからだ。彼らは我々とよく似ている。TOも少なく、インサイドでボールを操り、我々のようにスローペースでプレーする」

ロバート・リードは、ロケッツは、レイカーズやスパーズとのシリーズよりもずっと良い戦いができるはずだとコメント。
「カンザスシティは、我々との対戦をどうするか心配しているだろう。カルビン・マーフィーを誰が守るのか? レジー・キングにマークされたら、彼をボードから遠ざけ、リバウンドに影響を与えるつもりだ」

 

キングスは、オーティス・バードソングは再び欠場しますが、フィル・フォードが復帰☆

ゲーム1からスタメンでプレイします。


ロケッツは、デル・ハリスHCは、セミファイナルのゲーム7でマイク・ダンリービーの代わりにカルビン・マーフィーをスタートさせましたが、このシリーズではダンリービーに戻します。

そのゲーム7のときに腸のウイルス感染症を発症していたモーゼス・マローンは、大丈夫そうです。

●ゲーム1@ケンパー・アリーナ

 

1Q序盤、キングスは4対14とリードされますが、そこからサム・レイシーの活躍などで反撃。

レイシーは、自らシュートも決めましたがパサーとして絶妙で、見事なロングパスも1本ありました。

残り2秒、フォードのアシストでスコット・ウェドマンがバンクショットを決め、これがバスケット・カウント。

23対20とします。

 

2Q。ロケッツがビリー・ポルツ、ロバート・リードらの活躍で逆転し、そこからは競った展開に。

残り10秒ほどでダンリービーのジャンパーが決まり、41対44とキングス3点ビハインドで前半を終わりました。

 

3Q。コットン・フィッシモンズHCは、フォードではなく、ジョン・ランバートをスタートさせます。

 

しかし、このQはダンリービーの3Pでスタートし、最初からロケッツ寄りのムードで進みます。

キングスは攻めあぐねるパターンが多く、ディフェンスではマローンを抑えられません。

TOも多く、Q序盤のうちに43対53と10点差をつけられてしまいます。

Q終了時には60対66としますが、点差以上にロケッツが優勢に見えました。

 

そして4Q、ロケッツはアレン・リーヴェルの活躍などで、16対8のランを出します。

リーヴェルのスティールから速攻に繋がるパターンが何本かあり、私見ではこれが勝負を決める流れを作ったかなと思います。

キングスは残り3分40秒ほどで72対91と引き離され、78対97で敗れました。

 

キングスの敗因はTOの多さ(25本)とリバウンド。

リバウンドの具体的な内訳はわからないんですが、ロケッツはオフェンス・リバウンドが多いんですよね。

FG成功率53.1%はロケッツよりも高いんですが、FGの試投数は、ロケッツの方が20本近く多かったです。

 

アーニー・グランフェルド20点、ウェドマン19点、レジー・キング16点&12リバウンド…はいずれもインパクト薄め。

レイシーは2Q以降存在感がなく、6点&7アシスト。

フォードは23分の出場で5点&7アシストでした。


ロケッツは、マローンが29点(後半に19点)&12リバウンド&3スティール&2ブロック。

ほぼすべてのリバウンドに絡んでいたといっても過言ではなく、リバウンド争いでの存在感は12本以上です。

 

リードは19点、ダンリービーは13点をマーク。

カルビン・マーフィーは、3Qに右肘を痛めたこともあってかミニッツが少なく、今プレイオフ初の1桁得点でしたが(4点、FG1/7)、その代わりにリーヴェルが活躍。

リーヴェルは10点&6スティールでした。

 

●ゲーム2@ケンパー・アリーナ

 

この試合も前半は競っていましたが(47対48とキングス1点ビハインド)、今度はキングスが3Qをリード(21対13)。

そのまま88対79で勝ち、シリーズを1勝1敗としました。

 

キングは48分フル出場で31点&10リバウンド&6アシストの大活躍、ウェドマンも47分で18点&9リバウンドをあげました。

グランフェルドは14点、レイシーは6点&6アシスト、ベンチからはランバートが16点をマークしています。

 

フォードは(3点&5アシストでしたが)41分もプレイしました。

 

ロケッツは、マローン18点&15リバウンド、ポルツ14点&4ブロック、ヘンダーソン9点&7アシスト、マーフィー13点、ビル・ウィロビー13点。

リード、ダンリービーはよくありませんでした。

 

●ゲーム3@ザ・サミット

 

1Qからロケッツが先行する展開。

キングスは3Q終了時点で58対72と負けており、4Qに追い上げるんですが、88対92と届きませんでした。

シリーズは1勝2敗です。

 

ロケッツは、マローンとリードが48分フル出場。

マローンは12点(FG5/17)&12リバウンド&7TO、リードは20点&5スティール&3ブロック&6TOでした。

この二人だけでキングスとほぼ同じ数のTOを犯しており(キングスは15本)、このあたりが最終的に接戦となった理由かなと推測しますがどうでしょうか。

 

ポルツは20点&10リバウンド、ダンリービーは10点&10アシストをマーク。

マーフィーは、ベンチからチーム最多の23点をあげています。

 

キングスは、ウェドマン22点、キング22点&8リバウンド、レイシー14点&6アシスト&6スティール&2ブロック。

フォードは21分しかプレイしませんでしたが、代わりに?バードソングが復帰し、12点をマークしています。

 

キングスは、またしてもリバウンドで勝てず。

ロケッツ38本に対し、29本でした。