帆82~83シーズン②
ウェストでクリッパーズがシーズン・スウィープを喰らったのが、マブス(0勝5敗)とソニックス(0勝6敗)の2チーム。
ソニックスは48勝34敗でカンファレンス4位なんですが、マブスは38勝44敗のカンファレンス8位。
相性が良くなかったんですかね。
【C①】
ウォルトンは33試合(32試合がスタート)で平均33.3分プレイ。
平均14.1点・9.8点・3.6アシスト・1・0スティール・3.6ブロック(リーグ2位)をマークしました。
試合数こそ少ないですが、ミニッツはブレイザーズに在籍していた77~78シーズンと同等。
ウォルトンが出場した33試合は12勝21敗でした。
話は遡って82年8月後半、ウォルトンの健康状態を管理していた医師側が、“足への負担を抑えるため、週1日だけ本格的にプレイし、それ以外の日は軽いトレーニングにとどめる計画を立てていた”という記事が出ました。
ウォルトン自身も、おそらく医師たちの意見を受け、“自分はフルシーズンをプレイできる身体状態にはない”と判断。
“スタンフォード大のロースクールでの学業を続けながら週1試合に出場することを望んでいる”と報じられます。
当時エグゼクティブを務めていたテッド・ポドレスキーは、当初はこの案に反対。
しかし、その後は奥さんの言葉などもあって考え方を変え、サイラスHCも同意。
ウッドも“ウォルトンが出場することでチームに新たな活気が生まれる”と語り、「ビルが週1回プレイするか、それともまったくプレイしないか。どちらを選びたい?」と話しています。
シーズン序盤はプラン通り週1出場でしたが、年末頃から出場制限が緩和されたようで、試合に出るペースがアップ。
年明けの報道によると連戦だけがNGとなったとのことです。
3月頭でシーズン終了となったのは右足首の痛みで、3月中に右足首の骨棘を除去する手術を受けています(これは軽微な手術だったようです)。
【C②】
ホワイトヘッドはウォルトン復帰の煽りを受け、46試合中23試合がスタート。
ミニッツは平均10分以上減り、主要スタッツも軒並みダウンしました。
右膝の怪我で2月頭にシーズンを終えますが、すぐに右膝の関節鏡手術を受けて成功しています。
リチャード・アンダーソンは78試合で平均5.2点・3.5リバウンド。
ストレッチタイプのビッグマンで、FG成功率は40.4%と低いんですが、3P成功率36.8%(7/19)と個性は見せています。
3月末にはジョー・クーパーと契約。
2年目ながらクリッパーズが4チーム目というジャーニーマンC(6フィート10インチ)。
クリッパーズ加入前は3チームで計8試合しかプレイしていませんでしたが、今回は13試合で起用され、4試合でスターターも務めました。
スウェン・ネイターは12月半ばに約1年ぶりに復帰しますが、本調子ではなかったようでミニッツは限定的。
83年の元日にプレイしたのを最後にシーズンを終えました(新たに怪我をしたのではなさそうですが詳細は不明)。
7試合、平均7.3分しかプレイしていません。
【バックコートの控え】
ランディ・スミスは、開幕直後はスターティングSGを務めたり、12月にはホリンズの代わりにスタートしたりと平均27分ほどプレイしていたんですが、年明け以降ミニッツが激減。
プレイオフ進出を狙えるチームへの移籍を望み、自ら望んで3月に解雇となりました。
クリッパーズでのスタッツは、65試合(16試合がスタート)で平均9.1点・3.0アシスト。
解雇直前にロサンゼルスで行われたレイカーズ戦では、ルーキーシーズンの途中から継続していた連続試合出場記録を845まで伸ばし、ジョニー・カーを抜いて歴代1位となりました。
この記録は、解雇によって906試合でストップしますが(ウェーバーを通過するの待つ間に1試合あったため)、のちにAC・グリーンに抜かれるまでNBA記録となります。
ジョン・ダグラスは開幕戦でスタートしたにもかかわらず、その6日後(11月頭)に解雇。
ロバート・スミスも11月半ばに解雇されました。
ジム・ブロガンは58試合に出場しましたが、ミニッツは昨シーズンから半減。
ほぼすべてのスタッツを落としています。
1月末に加入したのがロウズ・ムーア。
キャリア3年目のPGですが、昨シーズンはそのほとんどをCBAで過ごしており、このシーズンもクリッパーズ入りすまではCBAにいました。
加入後はすべての試合で起用され、37試合で平均17.4分・平均5.7点・2.0アシストをマーク。
バックアップのPGとしては悪くなかったかなと。
【途中加入のFたち】
11月半ば、Rスミスと入れ替わりでフロントが契約を結んだのがルーキーのハッチ・ジョーンズ。
6フィート8インチ・190ポンドと細身のFで、運動能力の高さが魅力です。
オフのドラフトでは3巡目でレイカーズに指名されましたが、開幕直前に解雇。
クリッパーズでも1ヶ月ほどで解雇されます。
2月半ばにはボブ・グロスが加入。
キャリア7年のSF(6フィート6インチ)で、プロ入りから昨シーズンまでブレイザーズ一筋。
この人もまた77年の優勝メンバーで、ホリンズ、ウォルトンと再びチームメイトになりました。
このシーズンは開幕からどのチームにも所属しておらず、加入後は29試合中27試合に出場するも、ミニッツは限定的。
スタッツはほぼすべてのカテゴリーで自己ワースト。これが現役最後のシーズンとなります。