王95~96シーズン②
開幕直後の好調ぶりは、日本の雑誌でもカラーページで取り上げられていました。
【けっこう層が厚いです】
グラントは78試合でチーム2位の平均14.4点・7.0リバウンド・1.3ブロック。
SF的な起用もまずまずこなしていました(と思う)。
この人はのちにドレッドヘアーがトレードマークになりますが、この当時は短髪(かなり短め)でした。
ポリニスは81試合で平均12.2点・9.4リバウンド。
得点はキャリアハイでした。
シーズン最後の8試合では平均16.0点・9.8リバウンド・FG成功率55.7%と調子を上げており、プレイオフ進出に貢献しています。
マイケル・スミスは65試合で平均5.5点・6.0リバウンド。
FT成功率が4割を切ったことを除けば良い控えです。
短時間ながらCの控えとして起用されることもありました。
オーウェンスは先述のようにあまり上手く機能せず、加入後は22試合(11試合がスタート)で平均27.0分・9.9点・5.7リバウンドと不満の内容。
ウィリアムスとまったくタイプが違うのでフィットしなかったでしょうか。
一方、コーズウェルは、そんなオーウェンスのお陰でシーズン終盤にプレイングタイムが増加。
なんやかんやこのシーズンも73試合に出場し、うち26試合でスタート。
得点とリバウンドはともかく、チーム2位の平均1.1ブロックをあげています。
【あまり目立ちませんでした】
ハーリーは72試合に出場しましたが、平均3.1点・3.0アシスト・FG成功率28.3%とスタッツは壊滅的。
シーズン途中にエドニーの代わりにスタートしたときも、結果を残すことはできませんでした。
怪我の影響かもしれませんが、ライオネル・シモンズもまた存在感が希薄に。
コービンの加入によって開幕時にはSFの三番手まで序列が下がり、出番がない試合もありました。
ウィリアムス&コービンがいなくなったシーズン終盤は出場機会が増えましたが、54試合/平均15.0分で平均3.6点は寂しいです。
ルーキーのコーリス・ウィリアムソンは背中の故障で出遅れ、12月の半ばにデビュー。
出場機会は限られ、53試合・平均11.5分しかプレイできませんでした。
ただ、3月上旬に持ち前の得点力を見せており、これは来シーズン以降に活きてきます。
ギャンブルは21試合で平均14分ほどのプレイ。
3年目以降では自己ワーストの出来でした。
バイロン・ヒューストン、クリント・マクダニエルはそれぞれ25試合、12試合に出たのみ。
Gの層はさほど厚くないんですが、マクダニエルにも出番はありませんでした(怪我もありましたかね?)。
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●ロックアウト
レフェリーとリーグの労使問題がこじれてしまい、オフの間にロックアウトに突入。
シーズン開幕後もロックアウトは続いており、ロックアウトが解除される12月上旬までは代替レフェリーが笛を吹いていました。
代替レフェリーは通常のレフェリーと違うのか選手たちの不満も募り気味でした。
●乱闘
94~95シーズンから採用された新ルールに「試合中にベンチを離れたら罰金&出場停止」という今ではお馴染みのものがありました。
これが初めてフルに活用されたのが11月10日のペイサーズ戦。
3Qの残り2分43秒、スミスとデイル・ディビスが乱闘開始!
これを止めようと両チームの選手たちが2人の間に入り、大勢の選手が入り乱れた状態となりました。
乱闘の当事者2人は2試合の出場停止&2万ドルの罰金。
そして、仮に乱闘を止める目的であったとしてもベンチを離れた選手は出場停止&罰金なんですが、それがなんと14人もいたんですね(笑)
キングスからは[ウィリアムス、シモンズ、ポリニス、マーシャローニス、エドニー、コーズウェル、ヒューストン]
ペイサーズからは[レジー・ミラー、マーク・ジャクソン、フレッド・ホイバーグ、デュアン・フェレル、エイドリアン・コールドウェル、トラビス・ベスト、ドウェイン・シンサス]
この全員が1試合の出場停止&2500ドルの罰金でした。
(コーズウェルは「ベンチを離れたのに乱闘を止めようとしなかった」という理由で7500ドルの罰金)
NBAでは試合を行うのに1チーム最低8人が必要で、この人数が一気に出場停止になると試合出来ません。
そこで「次の試合を休む組」&「次の次の試合を休む組」&「次の次の次の試合を休む組」の3試合に分けて処分が敢行されるという異例の措置がとられました。
キングスは1試合目で[スミス、エドニー、コーズウェル、ヒューストン]が出られず、ネッツに惜敗。
2試合目では[スミス、ポリニス、マーシャローニス、シモンズ]が出られず、レイカーズに惜敗。
3試合目ではウィリアムスのみ出られず、ブレイザーズに辛勝しています。