帆74~75シーズン

 

開幕直後にアーニー・デイグレゴリオが戦列を離れてしまいますが、チームは11月に入って11連勝をマークするなど好調。

15勝3敗と素晴らしいスタートを切りました。

 

12月に入ると苦戦しますが、11月後半からジム・マクミランが1ヶ月ほど、年末からはガー・ハードが1ヶ月ほど、それぞれ離脱するので、この時期の不振はメンバーが揃わなかった影響もあるかなと。

前半戦は26勝16敗でカンファレンス3位でした。

 

後半戦は5連勝スタート(オールスターブレイクを跨いで7連勝)。

2月に入ると再びペースが落ち、勝ったり負けたりを繰り返す状況が続きますが、最終成績は49勝33敗。

ラスト32試合をなんとか16勝16敗の5割で乗り切り、2年連続のプレイオフ進出を決めたのでした☆

 

ちなみに、このシーズンの勝率59.8%は、今後35シーズン以上に渡ってチーム史上最高勝率となります。

 

リーグ2位の平均得点を筆頭に、オフェンス・カテゴリーは軒並み上位。

ただ、昨シーズンからディフェンスのスタッツが少し改善されており(平均失点はビリから下から4番目に)、それがこの成績に繋がったでしょうか。

 

これは昨シーズンもなんですが、被FG成功率は悪くないので、平均失点の多さはゲームのペースが速いことが一因かもしれません。

また、ブロックはリーグ1位でした。

 

【MVP】

 

ボブ・マッカドゥーは全82試合に出場し、リーグ首位の平均43.2分プレイ。

平均34.5点(リーグ1位)・平均14.1リバウンド(リーグ4位)・1.1スティール・2.1ブロック(リーグ6位)・FG成功率51.2%(リーグ5位)・FT成功率80.2%というスタッツを残し、なんとシーズンMVPを受賞しました☆

 

オールスター、オールNBA1stチームにももちろん選出されており、オールスターは初のスターターでした☆

このチームでMVPを受賞する選手は、今後50年以上経っても出て来ません。

 

ボールをもらってからシュートに向かうモーションが速く、バリエーションは本当に豊富。

ボールへの反応も早いので、リバウンドやブロックでも存在感があります。

 

【スタメン】

 

ランディ・スミスは全82試合で平均17.8点・4.2リバウンド・6.5アシスト(リーグ4位)・1.7スティール。

アシストが昨シーズンから大幅増&キャリアハイだったのは、ディグレゴリオの離脱が長期にわたった影響かなと(後述)。

 

ディグレゴリオの欠場初戦で10アシストをマークし、年末のロケッツ戦ではキャリアハイの14アシストをあげています。

 

マクミランは、62試合で平均14.3点・6.2リバウンド・1.1スティール。
これまで1シーズンに3試合以上欠場したことがなかったんですが、20試合を欠場。

ミニッツは昨シーズンから平均6分ほど減少し、得点は2年目以降ではワーストでしたが、FG成功率49.9%はキャリアハイ&リーグ10位でした。

 

ハードは、67試合で平均11.1点・9.9リバウンド・1.6スティール・1.8ブロック(リーグ9位)。

元々低かったシュートの精度はFG成功率38.8%・FT成功率56.4%と悪化しましたが、マッカドゥーのオフェンスの流れについていけるPFという意味では価値が高いかも。

シュートはアーチが高く、独特です。

 

【G】


ディグレゴリオの怪我は膝。

 

開幕7戦目(11月最初の試合)から欠場し、復帰したのが1月末。

2月半ばからスタメンに戻りますが、スタッツを見る限り精彩を欠いていたのは明らかで、3月末にシーズン終了。

プレイオフにも出ることは出来ません。

 

開幕6試合は平均19.3点・8.2アシストと好調だったんですが、復帰後はミニッツも限定的。

シーズン通算では31試合、平均23.0分のプレイで平均7.8点・4.9アシストでした。

 

ディグレゴリオの代役としてスタートしたのは、主にリー・ウィンフィールド、ケン・チャールズの二人。

 

ウィンフィールドは、故障前の71~72シーズン以来最多となる68試合(28試合がスタート)に出場。

ミニッツも昨シーズンから平均6分以上増え、平均5.5点・2.0アシストと少し持ち直しました。

 

一方のチャールズは79試合(27試合がスタート)に出場。

ミニッツは昨シーズンから平均10分近く増加し、平均7.6点・1.1スティールをマークしました。

 

当時の映像を見る限り小柄なSGなんですが、運動能力の高さとそれを活かしたディフェンスが売りですかね。

プレイオフもこの人がスタートします。

 

ボブ・ワイスは76試合で平均3.4点・3.4アシスト・1.1スティール。

アシストはブルズにいた過去2シーズンとさほど変わらないんですが、FG試投数が激減しており、得点はキャリア3年目以降ではダントツワーストでした。

 

ウィンフィールドとチャールズに比べるとスピードに欠ける点、堅実なPGというプレイスタイルが影響したのかなと。

 

【ベンチ①】

 

ジャック・マリンは81試合で平均11.8点・FT成功率86.9%(リーグ7位)。

昨シーズン(ブレーブス在籍時)と比べて、FG成功率が1割ほど落ちています。

 

デイル・シュリューターはミニッツこそ平均13分ほどでしたが、76試合に出場(平均3.5点・3.5リバウンド)。

ハードが欠場した2試合でスタートしたのはこの人でした。

 

所謂ハッスルプレイヤーで、ミニッツは短くともエネルギッシュにプレイします。

この頃は口髭がありました。

 

開幕時点ではインサイドの控えがシュリューターしかおらず、ハードが欠場した直後(年明け)にはトレードを一件。

76年のドラフト5巡目指名権をホークスに放出し、ジム・ワシントンを獲得しました。

 

ワシントンはキャリア10年目のPF(6フィート6インチ)。

ここまでのキャリア平均は10.9点・8.8リバウンドで、過去2シーズンはホークスでダブルダブルのアベレージを残していました。

 

ブレーブス加入直後はハードがいなかったこともあってスタメン起用も多かったんですが、ハードが復帰すると出場機会はまちまちに。

シーズン終盤になるにつれてミニッツは減り、プレイオフではローテーションからも漏れてしまいます。

 

ブレーブスでは42試合で平均16.0分・4.2点・4.7リバウンド…と、キャリアワーストの出来でした。

 

Cのポール・ラフナーは昨シーズンよりは少しよかったんですが、22試合の出場でミニッツは平均5分に届かず。

Fのバーニー・ハリスは戦力になれず1月末に解雇されています。