王84~85シーズン③

 

このシーズンのキングスは、再びゲームのペースが上がり(昨シーズンの9位から5位へ)、平均得点もリーグ5位。

FG成功率リーグ4位、FT成功率リーグ7位、アシストリーグ2位とオフェンスのスタッツはなかなか。

 

弱点はディフェンスで、平均失点と被FG成功率がともにリーグ21位(下から3番目)でした。

また、プレイスタイルやアシストの数とも関連するとは思いますが、TOも多いです(これもリーグ21位)。

 

【スタメン①】

 

ドリューは、72試合(66試合がスタート)で平均14.9点・6.7アシスト・1.3スティール・FG成功率50.1%をマーク。

得点やアシストは2年連続で減りましたが、TOも減少。

FG成功率はキャリアハイでした。

カンザスシティが地元のドリューは、キングス内部でサクラメント移転を望まなかった数少ない人物のようです。

 

レジー・セウスは全82試合に出場し、平均16.4点・8.0アシスト(リーグ7位)・1.2スティール。

キングスで初のフルシーズンとなってもミニッツはあまり伸びなかったんですが、アシストはキャリアハイ。

シュートの精度はブルズ時代の水準に戻っており、FT成功率86.3%もまたキャリアハイです。

 

難点(のひとつ)はやはりTOの多さで、平均3.7TO。

総数ではワースト2位でした。

 

ジョンソンもまた全82試合に出場し、平均22.9点・FG成功率49.1%・FT87.1%(リーグ9位)をマークしました。

平均36.9分というミニッツはこのシーズンもチーム最長で、得点と合わせてキャリアハイです。

 

意外とリバウンドやアシストも地味にこなすことが出来、シーズン最終戦ではキャリア唯一のトリプルダブルも達成しています(18点&14リバウンド&10アシスト)。

「キャリアでトリプルダブルは一度も達成したことがなく、その後も達成していない」

「最後に何かして、本当に応援してくれたファンに報いたかったんだ」

 

【スタメン②】

 

PFは3月までマーク・オルバーディング、その後はオーティス・ソープがスタートしました。

 

オルバーディングは、81試合(62試合でスタート)で平均10.2点・6.3リバウンド・3.0アシスト。

HC交代後にスタッツがアップした選手のひとりです。

 

ソープは、82試合(23試合でスタート)で平均12.8点・6.3リバウンド・FG成功率60%(リーグ3位)。

オルバーディングの方が平均5分ほど長くプレイしていますが、得点やリバウンドは全体的にソープの方が上です。

 

ベンチスタートのときからオルバーディングと遜色のないスタッツを残していましたが、スタートした試合に限ると平均16.3点・7.7リバウンドまでアップ。

3月好調の要因のひとつはこの人だったかもしれません。

 

トンプソンは開幕直後に数試合スタメンを外されますが、開幕8戦目からはラインナップに定着。

全82試合に出場して、平均11.8点・10.4リバウンド(リーグ10位)・1.6ブロック・1.4スティールをマークしました。

 

トンプソンがアベレージでダブルダブルをマークしたのは、これがキャリアで唯一。

ファウルは相変わらず多く、平均4.0ファウルでしたが(総数はリーグ2位)、ミニッツは昨シーズンから6分ほど増えています。

 

【控え】

 

ウッドソンはシーズン通して6マンとしてプレイ。

ミニッツは昨シーズンから横ばいながらも、78試合で平均17.0点・1.5スティール…と幾つかのカテゴリーでスタッツをアップさせました。

開幕直後はだいぶ乱調気味だったんですが、最終的には、昨シーズンから制定された6マン・アワードの投票でも票を得ています。

 

34歳になったドン・ブージは、65試合で平均3.4点・3.1アシスト。

3Pでは存在感を見せていますが(成功率35.6%はリーグ10位)、全体的にはキャリアワーストのシーズンでした。

これが現役最後のシーズンとなります。

 

ジョー・メリウェザーもまたキャリアワーストのシーズン。

76試合に出場しましたが、ミニッツは昨シーズンから平均6分ほどダウンしました。

この人はNBAでプレイするのはこれが最後ですが、ヨーロッパでもう少しキャリアを続けます。

 

【人事】

 

①開幕直後、ピート・ヴァーフーヴェンと契約。

②12月頭、デイン・サトルを解雇し、デビッド・ポープと契約。

③12月半ば、ビリー・ナイトをスパーズに放出し、マーク・マクナマラを獲得。

④その直後、ケニー・ナットと契約。

⑤2月末、エド・二ーリーと契約し、ポープを解雇。

 

ヴァーフーヴェンはキャリア4年目のPF(6フィート9インチ)。

過去3シーズンはブレイザーズで過ごしていたんですが、開幕直前に解雇されていました。

キングスでは、出場した試合のほとんどが数分程度のプレイながらシーズン終了まで残ります。

 

ポープはノーフォーク州立大(この当時はディビジョンⅡでした)出身のルーキー。

夏のドラフトでは3巡目でジャズに指名されますが、この人もまた開幕直前に解雇されていました。

 

③は、この両チームの試合当日の試合前に成立したもので、両選手は早速新しいユニフォームを着用しました(マクナマラはプレイせず)。

マクナマラはキャリア3年目のC(6フィート11インチ)。

バックアップが相場の選手で、このシーズンはスパーズでローテーションから外れていました。

 

実績ではナイトと釣り合うような選手ではないんですが、このシーズンのナイトは、昨シーズン後半から更にミニッツが減少。

11月半ば以降は10分に満たないこともしばしばで、平均4.8点と低迷していました。

 

ナットは26歳のG(6フィート3インチ)。

NBAとCBAを行き来するキャリアを過ごしており、ジャズに在籍したときにジョンソンHCと共闘しています。

年末に解雇された後は再びCBAヘ戻ります。

 

オフに解雇された二ーリーはその後NBAチームと契約を結べず、CBAのサラソタ・スティンガースというチームに在籍していました。

キングス再加入後は25試合中22試合に出場し、平均10分ほど起用されました。