王83~84シーズン①

 

開幕から2勝7敗と出遅れた後、7試合を6勝1敗として8勝8敗の5割まで立て直します。

 

しかし、年末に13勝13敗とした直後の6連敗で借金生活へ。

ここからなかなか調子を上げられず、17勝25敗でオールスターブレイクを迎えました。

 

ラリー・ドリュー

ビリー・ナイト→マイク・ウッドソン→ナイト

エディ・ジョンソン

マーク・オルバーディング

ラサール・トンプソン→ジョー・メリウェザー

 

前半戦のラインナップは主にこんな感じ。

6連敗を止めた試合からウッドソンとメリウェザーがスタメンに入ったんですが、ウッドソンはオールスター直前に6マンに戻っています。

 

後半戦はいきなり2連敗を喫し、17勝27敗とシーズン最多借金となるんですが、ここから復調を見せます。

その要因のひとつになったと思われるのが、トレード期限ギリギリに行われたトレードでした。

 

●オールスタープレイヤー獲得☆

スティーブ・ジョンソン&84年のドラフト2巡目指名権をブルズに放出。

見返りにレジー・セウス&85年のドラフト2巡目指名権2つを獲得しました。

 

セウスはキャリア6年目のG(6フィート6インチ)。

プロ入り以来ブルズ一筋で中心選手として活躍しており、昨シーズンはオールスターにも出場したほどだったんですが、このシーズンはそのキャリアが一転。

新HCのケビン・ロッカリーの采配で開幕からベンチスタートが主となり、12月半ば以降は事実上干されていました。

 

そんな事情のため、このシーズンは平均8.7点と低迷していましたが、昨シーズンは平均23.8点・5.9アシスト・1.7スティールという成績をマーク。

得点力だけでなく、プレイメイカーもこなせるのが強みです。

難点はTOの多さ、ディフェンスのまずさなどで、ロッカリーがセウスを評価しなかったのもこの辺が理由だとか。

 

因みに、トレード前のSジョンソンは50試合(スタートしたのは12試合)で平均9.6点・5.0リバウンド・1.0ブロックでした。

3年目になっても成長が見られなかったので、この人でセウスを獲れたのはラッキーでしょうか。

 

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コットン・フィッシモンズHCは、トレード後すぐ(2試合目)にセウスをスターターとして起用。

ナイトがベンチとなりました。

 

セウス加入前のキングスは22勝30敗でしたが、3月末には33勝35敗と5割付近まで復帰。

残念ながらその後ペースを落としてしまいますが、それでもセウス加入後は16勝14敗と勝ち越し。

38勝44敗でシーズンを終え、2シーズンぶりのプレイオフ進出を決めました☆

 

このシーズンからプレイオフに進出できるのが各カンファレンスの上位8チームとなったことで、キングスはずっと負け越していながらも、プレイオフ進出の可能性がある位置はキープしていました。

シーズン80試合目の時点でウォリアーズに抜かれて一旦圏外に落ちてしまうんですが、ラスト2試合を2連勝して逃げ切っています。

(ウォリアーズのラスト2試合は1勝1敗で、37勝45敗で終了。同率の場合、タイブレイカーはウォリアーズにありました)

 

チームのスタッツは、攻守ともに昨シーズンからやんわり下降。

よかったと言えるのは、アシスト(リーグ6位)、3P成功率(同5位)、FT成功率(同5位)くらいでしょうか。

 

【バックコート】

 

ドリューは73試合で平均16.4点・7.6アシスト(リーグ9位)・1.7スティール。

PGとしては立派な数字ですが、多くのカテゴリーでキャリアイヤーだった昨シーズンを下回っています。

プレイメイカーもこなすセウスが加入した影響かと思いきや、トレード前からスタッツは落ちていました。

 

セウスは、加入後の30試合(29試合がスタート)で平均15.8点・7.0アシスト・3.2TO。

干されていたトレード前からは大幅にスタッツをアップさせましたが、ミニッツは平均30分ほどとこの人にしては少なめ。

アシストはキャリアハイでしたが、得点やFG成功率などはキャリアワーストでした。

 

【F】

 

Eジョンソンは全82試合でスタート。

平均35.6分はチーム最長で、平均21.9点・5.5リバウンド・FG成功率48.5%・3P成功率31.3%(20/64)でした。

 

クイックリリースのジャンパーが武器のためか、得点に占めるFGの割合が多い選手の一人(FG成功数はリーグ9位)。

開幕直後が絶好調で、2戦目でキャリアハイの40点、3戦目で39点をマーク。

開幕第1週のプレイヤー・オブ・ザ・ウィークを受賞しています☆

 

オルバーディングは出場した81試合すべてでスタートし、平均9.4点・5.5リバウンド。

この人は、数字だけを見ると試合毎にだいぶムラがあるんですが、スタッツに表れない貢献度が高いのが特徴(と思う)。

ゴール下で体を張ったり、スクリーンをセットしたり、フリーになったら確実にジャンパーを決めたり…いろいろこなします。