王70~71シーズン①


開幕5連敗スタート。

序盤は主にこんな布陣でした。

 

タイニー・アーチボルド

ノーム・ヴァンリアー

トム・ヴァンアースデイル

チャーリー・ポルク

ダリル・インホフ

 

フリン・ロビンソンが契約の問題で出遅れ、アーチボルドは最初からスターターに。

Cのインホフは、開幕戦の二日後にトレードで獲得しました。

 

●ファンに愛された選手がまた

コニー・ダーキング&フレッド・フォスターをシクサーズに放出し、見返りにインホフを獲得。

 

インホフは11年目のC(6フィート10インチ)。

在籍したチームの事情もあるかもしれませんが遅咲きの選手で、7年目から平均10点・10リバウンド前後のスタッツを残すようになりました。

オールスターにも一度だけ選出されています。

 

ダーキングよりは動ける選手&2歳若いので、グレードアップにはなっているでしょうか。

 

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チームは12月に入ると少し調子が上がり、1月頭には19勝21敗まで浮上。

19勝23敗でオールスターブレイクを迎えました。

 

12月前半には、ポルクの欠場を機にジョニー・グリーンがスターターへ。

年末にはインホフが膝の軟骨と前十字靱帯の怪我でシーズン終了となり、その後はサム・レイシーがスタートするようになりました。

この二人の活躍が復調に繋がったのかもしれません。

 

しかし、後半戦になるとまた少しずつ黒星が増えていき、2月頭からの7連敗で24勝39敗。

3月頭には26勝45敗となりました。

 

直後の8試合を7勝1敗としますが(5連勝含む)、ちょっと巻き返しが遅かったでしょうか。

最終成績は33勝49敗。

4シーズン連続でプレイオフ進出を逃してしまいました。

 

このシーズンは各ディビジョンの上位2チームがプレイオフに進むことが出来、ロイヤルズはディビジョン3位。

ディビジョン2位のホークスが36勝46敗だったので、前半戦のペースならプレイオフには進めたかと思います。


クージーの望んだようにアップテンポなチームには変わっており、このシーズンからチーム数が17に増えたにもかかわらず(昨シーズンは14チーム)、ゲームのペースは4位をキープ。

その上で得点力が上がっており、平均116.0点はリーグ3位。

シーズン中に100点を下回ったのは4試合だけで、130点以上あげた試合は11を数えました。

 

一方、ディフェンスはザルだったようで、平均失点は下から2番目、被FG成功率は下から3番目。

被リバウンド数も下から2番目でした。

 

苦戦の一因と予想されるのが、やはり中立会場での試合の多さ。

中立会場での試合は、他のチームも行っていた時代ですが、ロイヤルズの場合はホーム戦が33試合しかないんですね(ロード39試合)。

これはリーグ最少です。

 

また、このシーズンからクリーブランド・キャバリアーズが加わったので、クリーブランドが中立会場として使えなくなってしまいました。

ネブラスカ州オマハでの試合が6試合に増え、ニューメキシコ州やカナダのトロントでの試合もありました(どこも遠いです)。

 

【PG~SF】

 

アーチボルドは全82試合に出場し、平均16.0点・5.5アシスト(リーグ8位)。

このシーズンのルーキーは活躍した選手が多く、オール・ルーキー・チームには入れませんでした。

 

キャリア初期の映像を見ると線も細く、本当に小さいんですが、スピードとクイックネスは◎。

オープンコートのプレイ向きですが、ミドルレンジからのジャンパーも武器のひとつです。

難点は、ボールを持ちすぎる、TOが多い、ディフェンスがよくない…といったところ。

 

ヴァンリアーも全82試合に出場。

こちらは平均40.5分(リーグ9位)プレイし、平均16.0点・7.1リバウンド・10.1アシスト(リーグ1位)とブレイク。

オール・ディフェンシブ2ndチームに選出されました☆

 

総ファウル数は2年連続のリーグ3位

常に全力でプレイし、ハードなディフェンスが持ち味でスピードもある、そんなヴァンリアーはクージーのお気に入り。

そこから発展して、クージーの奥さんのセッティングによってクージーの長女と交際もしています。

 

「人生で最高の出来事はシンシナティへのトレードだった」

「でなければ、リーグ入りするチャンスは得られなかったと思う。だからこそ、ボブ・クージーを愛しているんだ。彼は僕にプレーをさせてくれた。そして、僕にベストなプレーをさせてくれたんだ」

 

ヴァンアースデイルもまた全82試合に出場。

平均22.9点(リーグ10位)・6.1リバウンドでした。

比較的安定しており、1桁得点だったのは2試合だけ。

2年連続でオールスターに出場しています☆

 

この人もまたよく動き、懸命にプレイする選手なので、クージーは気に入っていたようです。