王64~65シーズン

 

オスカー・ロバートソンは依然としてトリプルダブルに近いアベレージを残し、ジェリー・ルーカスは得点&リバウンドをともに増やすなど快調。

チームは昨シーズンとほぼ同じペースで勝ち進みました。

 

オールスターブレイクの時点ではディビジョン2位、リーグ全体でも単独2位の29勝13敗。

ただ、前半戦はセルティックスに0勝5敗と歯が立たず、おまけに1月末から負けが込みはじめます。

 

特に1月最後の試合でルーカスが負傷し、そこから約1ヶ月休むんですが、その13試合を6勝7敗と負け越しました。

 

ルーカス復帰後もチームのリズムはすぐに戻らず、48勝32敗で終了。

ディビジョン2位はキープしましたが、セルティックスは62勝18敗という好成績を残しており、差は広がってしまいました。

 

平均得点&アシスト&FG成功率は、昨シーズンに続いてリーグ1位。FT成功率もリーグ2位でした。

平均失点もリーグ中位をキープしています。

 

気になるのは同ディビジョンの様子。

セルティックスには2勝8敗と負け越しており、また、シクサーズはシーズン半ばにウィルト・チェンバレンを獲得しています。

 

【2大スター】

 

ロバートソンは75試合で平均30.4点(リーグ3位)・9.0リバウンド・11.5アシスト(リーグ1位&キャリアハイ)。

FT成功数も2年連続リーグ1位で、更に平均45.6分プレイしたのもリーグ1位でした。

 

オールスターとオールNBA1stチームは指定席。

オールスターでは自己最多となる28点をあげています。

 

ルーカスは66試合で平均21.4点(リーグ7位)・20.0リバウンド(リーグ3位)・FG成功率49.8%(リーグ3位)・FT成功率81.4%(リーグ8位)。

アベレージで20&20をマークした選手は、ルーカスを含め史上3人しかいません。

 

オールNBA1stチームに選ばれ、オールスターでは25点&10リバウンドでMVPを受賞しています☆

 

サイズや身体能力に特別恵まれているわけではありませんが、手が大きくてボールの扱いが上手。

ポストアップからのフェイダウェイやソフトタッチのフックシュートなども抜群で、ロングレンジのジャンパーはその精度からか「ルーカス・レイアップ」とも呼ばれました。

ジャンパーに関しては、打つときに膝を曲げ、大きな目でリングを見つめる様から「フロッグ」とチームメイトたちが呼んでいたという話も。

 

【世代交代?】

 

30歳になったジャック・トワイマンは、昨シーズンからまた更にスタッツが下降。

全80試合でプレイしましたが、得点アベレージは14.5点まで落ちました。

 

ウェイン・エンブリーはまだオールスターに選ばれていましたが、昨シーズンからミニッツが平均6分も減少。

74試合で平均12.7点・10.0リバウンドは過去5シーズンでワーストです。

 

バッキー・ボックホーンは11月末に膝を負傷し、僅か19試合でシーズン終了。

これがキャリア最後のシーズンとなります。

 

トム・ホーキンスは79試合で平均7.0点・6.0リバウンド。

ミニッツは昨シーズンまでと同等なんですが、アベレージやシュートの精度などは地味にキャリアワーストでした(気にするほどでもなさそうですが)。

 

【若手の台頭もありました】

 

逆に大きく飛躍したのはGのエイドリアン・スミス。

プロ入り以来、少しずつ数字を延ばしていたスミスでしたが、このシーズンはミニッツが激増(昨シーズンから約11分ほど)。

全80試合に出場し、スター2人に次ぐ平均15.1点をマークしました。

 

ルーカス欠場中には3年目のバド・オルセンとルーキーのハッピー・ヘアーストンが健闘。

 

オルセンは79試合で平均7.5点・4.2リバウンドと、過去2年の出来を大きく更新。

ヘアーストンは61試合で平均12分ほどの出場でしたが、10点&28リバウンドという試合もあり、将来の活躍を予感させる1年目でした(と思う)。


ジョージ・ウィルソンは東京オリンピック終了後に合流(オリンピックは10月24日に終了。シーズン開幕は10月17日)。開幕6戦目、10月31日のセルティックス戦でデビューしました。

ただ、ロバートソンの期待通り?戦力となるには程遠く、39試合で平均2.3点・2.6リバウンドでした。

 

トム・サッカー、ジェイ・アーネットは昨シーズンとほぼ同じ出来です。