王61~62シーズン
ロスターは昨シーズン終了時とあまり変わりませんが、各ポジションが固まったお陰か、戦力はアップ。
G オスカー・ロバートソン、バッキー・ボックホーン
F ジャック・トワイマン、ボブ・ブーザー
C ウェイン・エンブリー
11月頭に6連勝を飾ると、そこから貯金生活へ。
何度か勝率5割付近まで停滞するんですが、5割ラインまで落ちることはなく(貯金ひとつまで落ちたのが5回)、ディビジョン2位の43勝37敗でシーズン終了。
勝ち越してシーズンを終えたのは実に53~54シーズン以来で、4シーズン振りのプレイオフ進出を決めました☆
【スーパースター】
ロバートソンは、ルーキーシーズンを上回るどころかリーグ史上に残る大活躍☆
79試合で平均30.8点・12.5リバウンド・11.4アシストとアベレージでトリプルダブルをマークしたのがこのシーズンでした。
アベレージでトリプルダブル、シーズン41回のトリプルダブルというのは、以後50年以上に渡ってNBAの記録となります。
アシストはアベレージ&総数共に2年連続でリーグ1位で、総数899本はNBA新記録(今までの1位はボブ・クージー)。
アシストで2桁のアベレージを残したのは、リーグ史上初めてでした。
リバウンドもリーグ9位で、FG成功率47.8%もリーグ4位。
オールNBA1stチームとオールスターにはもちろん選ばれていますが、この当時はセルティックス王朝ど真ん中で、個人としてはウィルト・チェンバレンが異次元のスタッツを残していたような時代。
シーズンMVPを受賞したのはビル・ラッセルで、オールスターでは昨年並みのスタッツを残しましたがMVPはボブ・ペティット、平均得点は30点オーバーでもリーグ5位でした。
ロバートソンのお陰か、ロイヤルズは平均得点リーグ2位、FG成功率リーグ1位、平均アシストリーグ1位とリーグ屈指のオフェンシブなチームとなりました(全80試合中78試合で100点以上)。
昨シーズン、リーグ最下位だった平均失点の多さも少しだけ改善されています(下から3番目)。
【主力】
トワイマンは全80試合に出場し、平均22.9点(リーグ9位)・8.0リバウンド・FG成功率47.9%(リーグ3位)と、スタッツは多くのカテゴリーで昨シーズンから微減。
ただ、オールスターとオールNBA2ndチームには2シーズン振りに返り咲きました。
オールスターでは8分しかプレイしませんでしたが、11点をあげています。
ブーザーは79試合に出場し、ミニッツは昨シーズンから平均で10分以上アップ。
平均13.7点・10.2リバウンドとダブルダブルのアベレージをマークしました。
ボックホーンは全80試合でリーグ10位の平均38.3分もプレイ。
平均15.8点・4.6アシスト(リーグ10位)を稼ぐなど、多くのカテゴリーでキャリアハイを更新しました。
ハイライトはシーズン半ばのウォリアーズ戦で、この試合のボックホーンは19点&10リバウンド&12アシストのトリプルダブル。
ロバートソンも28点&14リバウンド&16アシストのトリプルダブルをマークしており、史上初めてチームメイトが同じ試合でトリプルダブルを達成した例となりました。
エンブリーは75試合で平均19.8点・13.0リバウンド。
2年連続でオールスターに出場しました☆
このシーズンはオールスター前の47試合で平均20.7点・14.1リバウンドとオールスターらしいスタッツを残しています。
エンブリーにとってロバートソンの存在は大きく、2人で仕掛けるピック&ロールはロイヤルズの武器でした。
【たぶん控え】
エイドリアン・スミスは全80試合で平均7.2点。
上記の5人に次ぐミニッツ(平均18分ほど)があり、ロバートソン&バックホーンが長くコートに立つことを考えたら大健闘かなと。
ハブ・リードもまた全80試合に出場し、スミスと同じく平均18分ほどプレイ。
平均5.8点・5.5リバウンドでした。
ルーキーのジョー・バックハルターは63試合で平均11.6分のプレイ。
後半戦にスタッツを伸ばしており(平均8.1点)、シーズン通算では平均5.9点・4.2リバウンドとリードに引けを取りません。
ボブ・ワイゼンハーンは60試合に出場しましたが、出番は平均5分ほど。
鼻っ柱が強く、ディフェンスに定評のある選手ですが、インパクトは残せませんでした。
ベヴォ・ノードマン、デイブ・ゼラーもあまり起用されませんでした。