騎01~02シーズン②

 

昨シーズンは集客数が増え、リーグ全体で中の下くらいまで上がったんですが、このシーズンは再び下位に。

どちらかというと、昨シーズン増えた理由の方が気になります。

 

【怪我人が戻るまで頑張りました】

 

ドレアックの怪我は左足首の骨折で、約2ヶ月を欠場。

復帰後はベンチスタートとなり、出場機会にはかなりバラツキが見られるようになりました。

42試合の出場は自己最少です。

 

ミームは、シーズン序盤は2桁得点を連発していましたが、決定力にムラがあるのは変わらず(決めて欲しいときに決めきれない印象)、FG成功率は4割程度と微妙な出来。

シーズンが進むにつれてトーンダウンしていき、ラスト3ヶ月はミニッツをだいぶ削られました。

ファウルが多いのも難点です。

 

74試合中60試合でスタートして平均7.7点・5.3リバウンド・1.2ブロックは、昨シーズンから少しよくなったといったところ。

ルーキー・チャレンジには出場し、6点&8リバウンドをマークしました。

 

ジョーンズは81試合中38試合がスタートで、平均8.3点・6.0リバウンド。

サイズ的にはSFですが、スキルが荒削りである一方、運動能力の高さとパワーがあるので、PF起用は合っていた気がします。

 

スタート時には、過去2シーズンで一度しかなかった2桁リバウンドを連発。

ただ、3Pは(本数こそ増えましたが)精度が良くありませんでした。

 

【お帰りなさい】

 

ヒルは、練習には年末から参加しており、当初は1月中の復帰も考えていたようですが、大事を取ったんでしょうか。

26試合すべてにスタートし、平均8.0点・10.5リバウンドでした。

 

ジム・パクソンGMはヒルのリバウンド力に期待していたようで、アベレージはそれに応えていますが、復帰が後半戦までずれ込んだのは想定外だったでしょうか。

FG成功率39%はらしからぬ低さですが、本調子ではなかったのかもしれませんし、昨プレイオフもそんなもんだったので衰えかもしれません。

 

イルガウスカスは、ミニッツこそ自己最少の平均21分ほどでしたが(31分以上プレイした試合はなし)、なんと62試合に出場。

先述のようにシーズン終盤にはスタメンに戻り、シーズン通算で平均11.1点・5.4リバウンド・1.4ブロックと、長らく休んだ後にしてはまずまずの働きをみせました。


【ベンチ①】

 

リッキー・ディビスは全82試合に出場。

ミニッツは倍以上に増加し、スタートしたのは8試合ながら平均11.7点をマークしました。

 

このシーズンのキャブスでは、ミラーのブレイクとイルガウスカスの復帰と並ぶ嬉しい驚き。

特にオールスターブレイク以降に大きく数字を伸ばしており、後半戦は平均30分弱プレイし、平均15.1点・FG成功率51.3%でした。

 

運動能力の高さだけでなくスピードもあり、速攻時には誰も追いつけない速さで先頭を走り、鮮やかなダンクを決めることもしばしば。

この当時のキャブスでは珍しい、派手な選手です。

 

ブライアント・スティスは、開幕直後に臀部を傷めて1ヶ月ほど故障者リスト入り。

2月~3月にも欠場が多く、トータル32試合を欠場しました。

 

50試合で平均4.2点はキャリアワーストですが、スタートした5試合では全盛期並のスタッツを残しており、起用法によってはもう少しやれたかと思います。

 

トレイジャン・ラングドンは44試合の出場で、ミニッツは昨シーズンから7分以上も減少。

3月末からはまとまったミニッツがありましたが、それまでは基本的にローテーション外でした。

 

シュートの精度は悪くないんですが、パーソンの復調やディビス台頭の煽りを受けたでしょうか。

まだ25歳ですが、これがNBAで最後のシーズンです。

 

【ベンチ②】


ブライアン・スキナーは自己最多の65試合に出場。

1月には7試合ほど、この人とミームがスタートした時期もありました。

目を惹くスタッツはありませんが、ミニッツの多かった試合では特にリバウンドで貢献しています。

 

サガナ・ジョップは、18試合で平均6分ほどプレイしただけ。

開幕戦でNBAデビューしますが、その試合で左膝を捻挫。翌戦からしばらく欠場し、その後もプレイするのはときどきでした。

2月末のソニックス戦で右足を傷め、ここでシーズンを終えます。

 

ジェフ・トレパニアーはチーム最少の12試合に出たのみ。

左足首の捻挫や右膝の腱炎などで故障者リストにいる期間が長かったです。

クリーブランドのナイトクラブに行った際、クラブの外で治安を見出す行為をしたとして逮捕されたことも(本人は無実を主張)。