騎00~01シーズン②

 

内弁慶も変わらず、ホーム20勝21敗に対して、ロードでは10勝31敗。

ウェストのチームのホームでは、ウォリアーズにしか勝てませんでした(17勝65敗)。

 

【SG】

 

ジャクソンは、加入後39試合に出場し、うち26試合でスタート。

平均10.3点・FG成功率39.0%と不発でした。

 

トレード時のジム・パクソンGMのコメントを見ると、イルガウスカスが抜けた分の得点力を補って欲しいという期待もあったようなんですが…

20点オーバーはなんと一回しかありません。

 

パーソンは、序盤は欠場が多く、年末からオールスターブレイク明けまでは故障者リストで過ごしました(右肘の神経を損傷)。

 

復帰して、3月に入ってからはスターターになりますが、本調子ではなかったのかスタッツはあまり伸びず。

44試合(22試合がスタート)で平均7.1点は、2年連続でキャリアワーストを更新です。

スタート時の3P成功率は46%を超えますが、この人にしては試投数が少なく、1本を打たない試合が8試合もありました。

 

2年目のトレイジャン・ラングドンは65試合に出場。

主に控えとして起用され、平均6.0点・3P成功率41.1%(51/124)をマークしました。

 

11月末のピストンズ戦では、3P6本を含む(成功率100%)31点をあげています。

 

【ウィング】

 

ハープリングは56試合(55試合がスタート)で平均11.1点。

26試合を欠場しましたが、3年目にして初めてスタメンに定着しました。

 

マレーは78試合(46試合がスタート)で平均12.8点。

後半戦はスタメンを外されましたが、元々波の激しい選手なので、調子によってミニッツを調整される6マン起用の方が合っている気もします。

ベンチスタート時の方がシュートの精度は高いです。

3P成功率37.0%(61/165)ではキャリアハイを更新しました。

 

ヘンダーソンは自己ワーストを更新するシーズンに。

3月以降はほとんどの試合を欠場しており、トータル55試合の出場でした。

10試合だけスタートしていますが、その出来はベンチスタート時より悪く、FG成功率は2割台です。

 

【PF】

 

ウェザースプーンは自身四度目となる、全82試合でのスターター出場を達成。

平均11.3点・9.7リバウンド・1.0スティール・1.3ブロックでした。

 

以前に比べると身体能力が落ちたためか、スタメンに戻ってもロールプレイヤーの域は出ませんでしたが、ミニッツは4シーズンぶりに平均30分超え。

リバウンドとブロックはシクサーズ時代のレベルでした。

 

クリス・ギャトリングは、主にF/Cのバックアップとして74試合に出場(スタートは6試合のみ)。

平均20分ちょっとプレイして平均11.4点・5.3リバウンドは平常運転です。

 

以前に比べるとやや体が大きくなり、スピードは落ちましたが、昨シーズンから積極的に打つようになった3Pで進歩を見せるなど、スキルはアップしたかも。

このチームでは数少ない、アイソレーションで点を稼げる選手でもあります。

 

年明け、スターティングCとして起用されたロードでのキングス戦では、キャリアハイの38点をマーク。

この試合では、最初に打った7本のシュートをすべて成功させるなど、1Qだけで22点を稼ぎました。

 

【C】

 

ミームは、シーズン前半に20試合ほど休んでおり、ルーキー・チャレンジのメンバーには入れませんでしたが、後半は初戦以外すべての試合に出場し、3戦目以降すべての試合でスタート。

この盛り返しが効いたかオール・ルーキー2ndチームに選出されました。

 

ただ、59試合(43試合がスタート)で平均7.6点・4.7リバウンド・0.9ブロックは、ドラフト時の期待に応えるものではないです。

 

ロバート・トレイラーは自己最多の70試合に出場。

平均5.7点・4.3リバウンド・1.1ブロックは、地味ながらどれもキャリアハイでした。

その体格と身体能力から、躍動しているときはインパクトがありますが、一貫性がありません。

 

因みに、マーク・ブライアントは開幕直後に解雇。

このシーズン、キャブスでは1試合もプレイしませんでした。

 

【細々】

 

①11月末、PGのホーキンスと契約

②年明け、エトドリック・ボハノンと契約。

③1月末、チャッキー・ブラウンと契約。

 

ホーキンスは6フィート・178ポンドの小さなPG。

NBAではこれが4シーズン目、4チーム目です。

オハイオ州出身でカレッジもゼイビア大(@シンシナティ)なので、僅か10試合ではありましたが、地元でのプレイとなりました。

 

ボハノンは27歳のF。NBAではこれが3シーズン目、5チーム目となります。

3週間ほどでキャブスを去り、その後はスペインのチームと契約を結びます。

 

89年にこのキャブスでキャリアをスタートさせたブラウンは、91年に解雇されたのち、10チームを渡り歩いてこれが12年目。

このシーズンは年明けにウォリアーズと10日間契約を結んだものの、2週間ほどで解雇されていました。

 

キャブスにはシーズン終了まで残り、20試合でプレイします。