騎95~96プレイオフ~1stラウンド~

 

第5シードのニックスとは47勝35敗でタイ。

シーズン中の対戦でキャブスが3勝1敗とリードしていたため、タイブレイカーをキャブスが保持していたのでした。

 

キャブスの3勝のうち2勝がMSG、2勝がプレイオフ直前。

直前の2試合は、ニックスはチャールズ・オークリーがいませんでしたが、相性のいい相手と言えるでしょう。

 

そんなにネタがないのでさらっと。

 

●ゲーム1@ガンド・アリーナ

 

キャブスは83対106で惨敗。

3Q終了時点では競ってたんですが、4Qにニックスの3Pがよく決まり、4Qに16対37とボコボコにやられてしまいました。

 

目立ったのはジョン・スタークス&ヒューバート・ディビスで、スタークスが9本中6本の3Pを沈めて21点、ディビスが6本中5本の3Pで15点。

パトリック・ユーイングらその他の選手も平常運転?でした。

 

キャブスはダン・マーリーがチームトップの23点。

テレル・ブランドンは18点でした。

 

●ゲーム2@ガンド・アリーナ

 

ゲーム1とは違って終盤まで競りますが、キャブスは80対84で惜敗。

ホーム2連敗で後がなくなりました。

 

ニックスは、アンソニー・メイスンが23点&12リバウンド&5アシストでチームをリード。

スタークス&ディビスのシュートタッチも引き続き良かったです。

 

キャブスは、ブランドンの21点&12アシストを筆頭に、全体的にゲーム1よりよかったんですが(と思う)、あと一歩届かず。

 

●ゲーム3@マディソン・スクエア・ガーデン

 

キャブスは76対81で敗れ、3連敗。

シーズン中の相性の良さが嘘のように、スウィープされてしまいました。

 

前半はニックスのペースで、キャブスは32対50と18点ビハインド。

後半に入るとニックスが崩れ、4Q半ば過ぎには一時同点までいくんですが、反撃はここまで。

ゲーム2に続いて、あと一歩及びませんでした。

 

キャブスはブランドンが19点をあげた他、マーリー16点、タイロン・ヒル13点。

ニックスはユーイングがブレーキになりましたが(TO6本、FT6/14)、スタークスが好調を維持しており、5本の3Pを含む22点をあげています。

 

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キャブスは、ボビー・フィルズ、クリス・ミルズ、ダニー・フェリーが揃って不発。

フェリーは、シリーズ全体で16本3Pを打って、1本しか決まりませんでした。

マーリーが平均16.7点とブランドンに次ぐ数字を残しているのは、さすが経験豊富なベテランといったところでしょうか。

 

ニックスはとにかくスタークスが絶好調。

3試合で平均19.7点・FG成功率56%・3P成功率64%とノっていました。

シーズン中、ドン・ネルソンとの確執など色々あったので、個人的にもこのシリーズの好調ぶりは印象に残っています(たしかハイライトしか見てないけれど)。