山02~03シーズン①
97~98シーズン以来の劇的ロスター改造で、序盤のラインナップはこんな感じに。
PG クリス・ホイットニー
SG ジェームス・ポージー
SF ドネル・ハービー/ライアン・ボウエン
PF ジュワン・ハワード
C マーク・ブロウント
明らかにコマ不足なんですが、開幕3戦目で初勝利をあげると、11月末には3連勝。
5勝11敗と、意外と悪くないスタートを切りました。
ただ、それが続くわけもなく、12月以降は大苦戦。
12月は10連敗を喫するなど僅かに1勝。
その間にはフロントがポージーを放出し、ホイットニーが負傷するなど、ロスターのグレードは更に落ちました。
1月は、ジュニア・ハリントン&ビンセント・ヤーブロウをスターティング・バックコートとする苦しい布陣になり、(それが直接の原因かはわかりませんが)7連敗。
そして、オールスターブレイク前最後の試合~3月頭にかけては14連敗。
トレード期限にはブロウントもトレードで放出し、2月末には(復帰していた)ホイットニーを解雇しちゃいました。
3月に5勝しますが、4月は1勝もできず、8連敗でシーズン終了。
トータル17勝65敗は、メンツを考えれば大健闘な気がするのですが、どうでしょうか。
17勝も?出来たの要因はフロントコートの層の厚さ。
ハワードの働きはもちろん、ネネイ・ヒラリオも12月半ばにスターターに定着するなど活躍を見せており、リバウンドが悪くなかったんですね。
総リバウンド数はリーグ中位でしたが、オフェンス・リバウンド数はリーグ3位の好成績でした。
ただ、その反面、得点力不足は深刻。
50点台に抑えられた試合が2試合、60点台に抑えられた試合が5試合もあり、11月27日のスパーズ戦1Qではたった3点しか取れませんでした(1つのQでのワースト2位の記録)。
スターターが誰も2桁得点をあげられない試合もあり、1試合平均84.2点・FG成功率41.1%・3P成功率27.8%・FT成功率69.9%はすべてリーグ最下位。
TOとファウル数の多さもリーグ最下位でした。
「シュートが入らなきゃオフェンス・リバウンドも増えるんじゃない?」とも思えますが、このシーズンの「FG成功率ワースト5」のうち、オフェンス・リバウンドの総数がトップ5に入ったのはナゲッツとキャブスだけです。
キキ・バンダウェイのプランは「来る03年オフにサラリーキャップの空きを作ること」であり、昨シーズン途中の大型トレード&オフのニックスとのトレードはそのため。
シーズン中の動きも、ほとんどが将来を見据えたものでした。
●シーズン中の人事その1
①12月半ば、ロケッツ&シクサーズとの△トレードが成立。
ナゲッツはポージーをロケッツへ出し、ロケッツから04年のドラフト2巡目指名権、シクサーズからマーク・ブライアント&アート・ロング&05年のドラフト1巡目指名権を獲得(ロケッツは、ケニー・トーマスをシクサーズへ放出)。
②ケニー・サターフィールドを解雇。
③ジョン・クロッティと契約。
ポージーはシュートの精度こそ低かったですが、キャリアハイの平均14.1点をマークし、キャリア初のトリプルダブルも達成するなど頑張っていました。
ヴァンダウェイは、オフに再契約できないと踏んだようです。
ブライアントは37歳のベテランF/C。
過去には強豪チームの貴重な控えでしたが、ここ2シーズンほどは戦力外扱いで、シクサーズでもローテーションに入っていませんでした。
ロングは3年目のPF。こちらはすぐ解雇されます。
サターフィールドは昨シーズンよりも出番が増えていましたが、スタッツは下降。仕方ないでしょうか。
クロッティはキャリア10年のバックアップPG。余計なことはしない、堅実な選手です(1ヶ月ほどで解雇)。
●シーズン中の人事その2
①2月のトレード期限、セルティックスにブラント&ブライアントを放出し、シャモンド・ウィリアムス&03年のドラフト2巡目指名権&金銭を獲得。
②2月末、ホイットニーを解雇。
③3月末、アダム・ハリントン&ジェフ・トレパニアーと契約。
④4月頭、デビン・ブラウンと10日間契約。
ブラントは先発起用に応えられませんでしたが、ホイットニーは、得意のアウトサイドシュート&あまりイメージのないアシストで活躍。
シュート成功率は低調で、故障もありましたが、出場した29試合中20試合でスターティングPGとしてプレイ。
平均9.6点・4.3アシストと最大限の力を見せてくれました。
ブライアントはほとんどプレイしていません。
ウィリアムスは5年目のG。
6フィート1インチ・201ポンドとサイズ的にはPGですが、プレイスタイルはどちらかというとSG。
積極的に攻めるタイプです。
トレパニアーは2年目のシューター。
昨シーズン、キャブスでデビューしたんですが見せ場はなく、このシーズンはDリーグでプレイしていました。
ハリントン&ブラウンはルーキーSG。
ハリントンは開幕時はマブスにいましたが、解雇されていました。
ブラウンはスパーズでデビューするも、すぐクビになりますが、その後、USBLとDリーグで大活躍。
両リーグでルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、DリーグではオールNBDL1stチームにも選ばれました☆
ハリントンは6試合、ブラウンは3試合しかプレイしませんが、ブラウンはうち2試合がスターター。
ナゲッツではこのシーズン限りですが、意外に長くキャリアを続ける選手です。