王94~95シーズン

 

記念すべき50年目のシーズンは、サクラメントに移転して以来最高のシーズンとなりました☆

 

フランチャイズがまだカンザスシティに置かれていた82~83シーズン(45勝37敗)以来最高の39勝43敗をマーク。

熱狂的ファンのいるホームでは27勝14敗と強く、昨シーズン+11勝はリーグ4番目の伸びでした。

 

シーズン全体で見ると前半戦の出来が◎。

1月終了時点では24勝18敗と余裕でプレイオフ圏内にいました。

2,3,4月を負け越して貯金がなくなり、シーズン終盤はナゲッツと第8シード争いに。

直接対決となった最終戦に13点差で敗れ、ひさびさのプレイオフはお預けとなりますが、前進したのは確かです。

 

好調の要因のひとつはディフェンス。

平均失点が99.2点まで下がり(リーグ8位タイ)、相手チームのFG成功率を45.3%(リーグ2位タイ)、3P成功率に至っては30.4%に抑えました(リーグ首位)。

 

ただ、オフェンスは平均98.2点(リーグ20位)とやや低調でした。

 

【エース本格化】

 

ミッチ・リッチモンドはキャリアで初めて全82試合に出場して、平均22.8点(リーグ8位)をマークしました。

これはこのシーズンも全G中でトップの数字で、2年連続オールNBA2ndチームにも選出。

シーズンハイは44点です。

 

その他、平均4.4リバウンドはキングス加入後のベスト。

平均3.8アシスト・1.1スティールもあげています。

 

そして3年連続の選出となったオールスターではベンチスタートにも拘わらず、MVPを受賞☆

22分の出場で23点を稼いだ活躍が認められたのでした♪

(ベンチスタートでのMVP受賞は史上2人目)

 

【インサイド】

 

今年大きく変わったのはC&PFでした。

 

開幕から2ヶ月ほどはオールデン・ポリニス&デュアン・コーズウェルがスタートでしたが、年末からブライアン・グラントがコーズウェルと交代。

グラントがスタメンになるとチームの調子は上がり、直後の14試合を10勝4敗としました。

 

グラントは、そのままスターティングPFに定着し、80試合(59試合がスタート)で平均13.2点・7.5リバウンド・1.5ブロックをマーク。

ルーキー・オールスターに出場し、オール・ルーキー1stチームにも選ばれました。

フィジカルの強さとスピードがあり、ハーフコートのオフェンスでも動きの良さが目立つ印象です。

 

同じくルーキーのマイケル・スミスは掘り出し物。

2巡目ながら全82試合に出場し、スターター出場こそありませんでしたが、平均6.9点・5.9リバウンドをマークしました。

ハッスルプレイヤーですが、堅実さもあり、こちらもルーキー・オールスターに出場しています(この年の2巡目では唯一)。

 

そしてポリニスは不動のスターティングCへ。

プレイした81試合すべてでスタートし、平均10.8点・9.0リバウンドをマーク。リバウンドはチーム最多でした。

安定感には欠けますが、オールスタークラスのCたち相手と曲がりなりにもやり合えます。

 

ベンチスタートになったコーズウェルの出番はまちまち。

58試合で平均1.4ブロックをマークしましたが、多くのカテゴリーで自己ワーストを更新しました。
 

【ウィング事情】

 

右膝の手術で出遅れたライオネル・シモンズは12月中旬まで欠場。

代わりにウォルト・ウィリアムスがブレイクしました。

 

昨シーズン不発だったウィリアムスは、ようやっとスターターに定着(出場した77試合すべてでスタート)。

チーム2位の平均16.4点をあげただけでなく、平均4.1アシスト、1.6スティールなどオールラウンドなスタッツを残しました。

103本の3P成功もまずまずでしょうか。

 

一方、シモンズは復帰後もそのままウィリアムスのバックアップで、58試合で平均5.6点・3.4リバウンドとキャリア最低のシーズンに。

膝の状態がかなり良くなかったのか、6マンには向いていないのか、スタッツは全般的に落ち込みました。

 

【バックコート】

 

昨シーズン、事故で重傷を負ったボビー・ハーリーは開幕戦で復帰しますが、スターティングPGはこのシーズンもスパッド・ウェッブ。

ウェッブは76試合で平均11.6点・6.2アシストに加え、FT成功率93.4%がリーグ1位でした☆

 

ハーリーはトータル68試合に出場しましたが、スタートしたのは6試合のみ。

パフォーマンスにはムラがあり、スタッツも平均4.2点・3.3アシスト・FG成功率36.3%とイマイチ。

14点&17アシストをあげたレイカーズ戦がハイライトでしょうか。

 

4年目のランディ・ブラウンは例年通り。

G陣の層が依然として薄いので、一定の働きが計算できて、両Gとマッチアップできるブラウンは貴重。

67試合に出場し、平均20分に満たないプレイングタイムながら平均1.5スティールを稼いでいます。

 

【その他ベンチ】

 

ダグ・リー&ヘンリー・ターナーは、ともに戦力にはなれませんでしたが、1シーズン生き残りました。

 

昨シーズン健闘したトレバー・ウィルソンは年明け、アッラー・アブデルナビーは3月に、それぞれ解雇。

アブデルナビーは、短いプレイングタイムで悪くない数字を残していたんですが、ルーキー2人の活躍が影響したかもしれません。

 

シーズン終盤にはデリック・フェルプスというPG(6フィート4インチ)と契約。

この人は名門ノースカロライナ大出身で、同大のスティールに関する記録を持っています。

94年のドラフトにかからず、キングスに加入する前はCBAでプレイしていました。

 

ちなみに、ベテランのフランク・ブリコウスキーは開幕前に肩を痛めてしまい、1月の終わりにはそれを悪化させてシーズン全休となります。