B90年オフ
オフに入ってすぐ、アラン・ブリストウが新GMに就任。
ブリストウは70~80年代にスパーズなどでプレイしていた元選手で、ここ6シーズンはナゲッツのAC。
NBAのGM就任はこれが初めてです。
ナゲッツのフロントはブリストウに残って欲しかったようですが、ホーネッツ行きを決断。
ヴァージニア州生まれ&ヴァージニア工科大出身で、奥さんや両親もヴァージニア州にいるという、立地的な要素が大きかったようです。
カール・シェアーといい、初期ホーネッツはナゲッツの血筋が多いです。
【ブリストウの初仕事はドラフト】
1巡目第5位でケンドール・ギル、2巡目第39位でスティーブ・シェフラーを指名。
ギルは6フィート5インチ・195ポンドのSG。
イリノイ大出身で、「フライン・イリノイ」と呼ばれた88~89シーズンのチームのひとり。チームメイトにはニック・アンダーソン、マーカス・リバティらがいました。
身体能力が高く、ボディバランスの良さやクイックネスも兼備。NCAAのダンク・コンテストで優勝したこともあります。
…とまぁ良い選手なんですが、SGにはレックス・チャップマン、デル・カリーとおり、ちょっとしたサプライズ指名でもあったようです。
シェフラーはパデュー大出身の白人C。
在学4年間で著しい成長を見せ、カレッジ通算のFG成功率68.5%はジェリー・ルーカスを上回ってNCAA記録となりました(シュートの本数に差はありますが)。
ディスレクシアという学習障害があるそうです。
【計算できるFAゲット】
ニックスから制限付きFAとなっていたジョニー・ニューマンと4年契約。
そして、ブライアン・ロウサム、マイケル・ホルトン、リチャード・アンダーソン、アンドレ・ターナーを解雇しました。
ニューマンはキャリア4年のSF。
シュートが上手く、どこからでも点が取れ、安定して2桁得点を期待できます。
ニックスではスターターでしたが、ホーネッツの出したオファーは高すぎるとしてマッチされませんでした。
因みにホーネッツは、このシーズンからセントラル・ディビジョンに移動。
それに伴って、セントラルにいたマジックが何故かミッドウェスト・ディビジョンに移動しました(ヒートはそのままアトランティックです)。
【血の気の多い人なんですかね】
期待のギルとホーネッツの契約交渉はスムーズに進みません。
そして、ブリストウとギルのエージェントのアーン・テレムが、ブリストウのオフィスで揉めるという事態に発展してしまいます。
テレムはブリストウの暴力行為があったと主張。
ブリストウは当初暴力については否定していたようですが、テレムはリーグ上層部にブリストウに処罰を求める手紙を送ったためか、リーグが仲介。
結果、ブリストウはテレムを掴んで押したことを認め、謝罪し、治療費を払うことを約束しました。
発端はブリストウがテレムを契約交渉から外そうとしたことだとか。
最終的にはホーネッツ側が交渉役からブリストウを外し、スペンサー・ストールペンという方が無事契約までこぎつけました。