NBAヒストリーとかやるより前に、たまになんとなく書き連ねてたのがUSBに残っていたので、なんとなくブログに起こしてみました。95年の冬からNBAを見始めた自分の、選手メモ?のようなものです。

アップするほどのモノでもない気はかなりしてますが笑、ただ消すのも自分的に気がひけたので。




テリー・ミルズ


(たぶん)キャリア序盤と終盤で外見やプレースタイルが大きく違う選手のひとり。キャリア終盤は完全にシューターだった。巨漢でスピードがおち、シュート力と上背があることから自分の中ではサム・パーキンスとキャラが被っていた。グラント・ヒルがゲームをコントロールし、ミルズ、リンジー・ハンター、ジョー・デュマースが3Pを決めていた頃のピストンズは面白かった。ヒートに行ったのはミルズの希望にしろヒートからのオファーにしろミスチョイスだと思う。


ディー・ブラウン


デビュー当初はかなり期待されていたみたいだけど、自分が見始めた95年頃は影が薄かった。デビッド・ウェズリーやディナ・バロスの存在、ML・カーの起用が影響してたかな。純粋なPGではないけど、シャーマン・ダグラスよりはマシだと思う。キャリア終盤に在籍したラプターズではシューターとして活躍しており、スラムダンク・コンテストで優勝した選手がのちにシューターとして開花する前例をつくった(嘘)。故障のため、マジックでは何も出来なかったのが残念。


カール・ヘレーラ


トリニダード・トバゴ出身。94・95年とロケッツが連覇したときのメンバー。ただ、少なくとも95年のプレイオフではオーティス・ソープがいなくなったにもかかわらずあまり出番がなかった。スパーズ時代は、怪我人が続出した96~97シーズンに10日間契約組とは違う存在感を多少見せたが、主力が戻ってくると出場機会はなかった。グリズリーズとナゲッツでも単発でプレイしたが、記録も記憶もほとんど残っていない。頬骨?鼻骨?を骨折したときのシルバーのフェイスガードがいちばん印象的。


トニー・スミス


同期入団のエルデン・キャンベルとともにジェリー・ウェストGMがドラフトで下位順位から発掘してきた好選手、的な扱いを受けていたG。レイカーズでは5シーズン過ごした。ただ95年にサンズに移籍すると1シーズンもたずにヒートへ放出され(しかも2巡目指名ルーキーとのトレード)、翌シーズンにホーネッツでプレイしたのが実質的には最後の活躍となった。ディフェンシブなGと言われていたが、相手チームのエース級を抑えるほどではない印象。


ロイ・ボート


上記のミルズは大学時代のチームメイト。同じポジションにダニー・マニングとチャールズ・スミスがいたにもかかわらず、(彼らの故障や移籍もあったけど)地道にチャンスを掴んだビッグマン。派手さはないモノの評価は高く、スター選手がいなくなった95~97年頃はチームの最重要選手的扱いだった。しかし、97~98シーズンを故障で棒に振ると一気にプレイの質が落ち、二度と輝きを見せることはなかった。キャリア晩年はピストンズ、マブス、ウィザーズなどを渡り歩いている。


デニス・スコット


90年代中頃を代表する3Pシューターのひとり。シャックがいたマジック時代がピークで、95~96シーズンにはシーズン267本、1試合11本という当時のNBA記録をつくった。シュートは抜群に上手いがスピードがない上に太り気味で、シャックというディフェンスをひきつけてくれる存在と離ればなれになってからは苦しんだ。シュートがいくら上手くてもそれだけで生き残るのは難しいという良い例。アトランタ・オリンピックの代表選考時にシャックに推薦されていたが、それはちょっとないだろう。


ライオネル・シモンズ


96年のプレイオフ1stラウンドのゲーム4で、この選手の活躍する姿を見られたのは、今思うとラッキーだった。ルーキーシーズンは新人王の投票で次点だったが、リッチモンドに次ぐ核となれなかったことを踏まえると、弱小チーム故の活躍だったのかとも想像。若手の加入や故障などあったかもしれないが、チームが強くなるにつれて役割が減少していったのは皮肉である。昔はレジー・ウィリアムスと似た立ち位置の選手だなと思っていたが、今になるとそうでもないかな。


フェルトン・スペンサー


見た目のインパクトが強いC。初期ウルブズのドラフト失敗指名のひとり。6位指名という期待に応えることはなかったが、ジャズ時代は地味ながら貢献度が高く、94~95シーズンに故障で戦線離脱したときには主力チームメイトから惜しまれていた。96年にシャックの後釜Cを探すマジックに振り回されてウォリアーズに移籍してからは本当に目立たず、スパーズ、ニックスと移籍してキャリアを終えた。強いチームで脇役として活きるタイプかもしれない。


グレッグ・フォスター


2巡目指名ながら意外と息の長いキャリアを送ったC。ハイライトは95年から在籍したジャズ時代で、97年のファイナルゲーム3ではブルズ相手に大活躍を見せ、かつて自分をクビにしたチームに意地を見せた(ブルズ在籍時、まずまずの成績を残していたのにカットされたことがある)。01年にはレイカーズで優勝を経験しているがほぼ戦力外。ミドルレンジのジャンパーが得意で、動きもよく、いいときは流れを変えてくれる。難点は安定感とパワーがないのと、熱くなりやすいところ。