王66年オフ
昨年のドラフト1巡目で指名したネイト・ボウマン、トム・サッカーをエクスパンション・ドラフトで失いました(ともにブルズへ)。
【ドラフト】
1巡目第6位でウォルト・ウェズリー、3巡目第26位でジム・ウェア、10巡目第88位でフレディー・ルイスを指名。
ウェズリーはカンザス大出身のC(6フィート11インチ)。
3、4年次にCとして圧倒的な活躍を見せており、オール・アメリカンに二度選ばれています。
ウェアはオクラホマ・シティ大出身のF(6フィート7インチ)。
同大出身の選手はNBA史上でも少ないんですが、ロイヤルズではハブ・リードに続いて二人目です。
ルイスは6フィート・175ポンドのG。
高校時代から活躍していましたが、ディビジョンⅠのカレッジからは関心を持たれず、イースタン・アリゾナ大というコミュニティ・カレッジへ。
ここで2年過ごし、アリゾナ州立大へ移りました。
この指名は、アリゾナ州立大のHCがジャック・マクマホンHCに勧めたことがきっかけのようです。
【お疲れさまでした】
①ジャック・トゥワイマンが現役を引退。
②トム・ホーキンスの権利をレイカーズへ売却。
③ウェイン・エンブリーがドラフト1巡目指名権とのトレードでセルティックスへ放出されました。
トワイマンとエンブリーは昨シーズンの起用法に不満があった模様。
トワイマンは、ロチェスター時代からこのチーム一筋で11シーズン過ごしました。
引退後はテレビ解説者となり、83年に殿堂入りします。
エンブリーは、ロイヤルズが勝てないことで批判の対象になっていました(ビル・ラッセル、ウィルト・チェンバレンと対峙するのはだいぶ酷だとは思いますが…)。
チーム内で感じていたという人種差別的な隔たりにも疲れてしまっており、トレード直後に現役引退を考えるようです(ラッセルの説得で現役続行)。
【ニューフェイス】
①ビル・ディンウィディーと契約。
②昨年のドラフトで指名したボブ・ラブ、フリン・ロビンソンが合流。
ディンウィディーは6フィート7インチのF。
ニューメキシコ・ハイランド大というマイナー校出身です。
来るシーズンはまず?NABLという別リーグでプレイします。
ラブはサザン大出身のF(6フィート8インチ)。
愛称は「バタービーン」。少年時代、野菜が好きだったことに因んでいるそう。
高校入学時はフットボールでクォーターバックをプレイしていましたが、3年次が終わるとバスケットへ。
ただ、当時のチームには同じポジションにルーク・ジャクソン(64年ドラフト1巡目4位)がいたこともあり、すぐには目立てず。
カレッジ進学時に来るリクルートの話も、フットボールばかりだったそうです。
最終的にサザン大かグランブリング州立大の二択となり、後者のコーチがミーティングに遅刻したことで、ラブはサザン大を選択(この時点ではフットボール)。
そして、新入生としての生活が始まる前、同大のフットボールのコーチが、ラブが大学の選手たちとバスケットをプレイしているのを見て、スポーツを変えるよう勧めてくれたのでした。
ラブは4年次に平均30点オーバーするなど大活躍しますが、無名校ゆえ、プロのスカウトたちは慎重だったようです。
ドラフトで指名された昨オフは契約を結べませんでしたが、EBL(イースタン・バスケットボール・リーグ)のトレントン・コロニアルズへ行き、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
このリーグは、プレイした日にのみ(試合後)サラリーが支払われるというシステムだったため、ラブは病院でバイトをしながらプレイしていたそうです。
ロビンソンは6フィート1インチ・185ポンドのG。
サザンイリノイ大で少し、キャスパー・カレッジで1年過ごしたのを経て、ワイオミング大で3年プレイ。
ワイオミング大では平均26点前後を稼ぐスコアラーでしたが、プロ入り時はほぼ無名でした。
この人が昨シーズンチーム入りできなかったのは重度の胸部感染症のため。
6ヶ月の療養が必要だったようです。
【その他】
フロントは、来るシーズン、ホームゲームのうち9試合かそれ以上をクリーブランドで行うと発表しました。
これはNFLのクリーブランド・ブラウンズのオーナー、アート・モデルがジェリー・ルーカスのファンだったためのようです(もちろん集客の意図もあるかと思いますが)。
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このオフ、新設されたシカゴ・ブルズがウェスタン・カンファレンスに入ったことにより、ボルチモア・ブレッツがイースタン・カンファレンスへ移りました。
ボルチモアがウェストでシンシナティがイーストだったのは変なんですよね(その前にシカゴに本拠地を置いていたとはいえ)。