全身麻酔を初めて経験した時
どうやら
私は臨死体験をした
ようだ
最初に点滴で弱らされ
直前に肩にプスっと
注射されるパターンだった
他にも方法があることは後に知った。
3、2、1 でプスっと
さされた直後 意識はトんでいた
私の意識はトび、
気がついたら
彷徨っていた。
黄緑色の世界に いた。
壁がボワっと
鮮やかなイエローグリーンの世界
ココは...いったい...どこだらう
はて
ながーーーーーーーい
ベルトコンベアの上にいる。
眩しいほどの蛍光黄緑の壁は
美しい幾何学模様を象っている
見惚れてしまう
はて
私の身体はどこいった？
よく見ると
私は体が無く
ふあふあ浮いているのである。
なんといいましょうか
魂だけといいましょうか。
あれ
なんか隣に人がいる
あ
知らないおじさんだ
でも
身体ない。
ん
境目が無くピタっとくっついている
あれ
境界がないってこんなに
心地よいのか
あれ
おじさんの横にも知らない人がいる
あれ
あれ
なんかいっぱい人がいるーーー
透明だけど
感じるーーーー
このベルトコンベアに隙間なく魂が乗って移動しているーーー
自己速度調節機能なし。
ずびょーーーーーーーーーーーん
と光速で流れたり
時が止まったかのように動いたり
を
繰り返し心地が良い
最初は身体探さなきゃ。
戻らなきゃ。
って意思が働いてたけれども
次第に まいっか ってなって
流れを愉しんだ。
みんなひとつなんだぁ
そうかぁ
じゃぁだいじょぶだぁ
だいじょぶだぁ
的な思想になったのである
私が見たのは
黄緑色でできた
ベルトコンベア
だけ
心の眼で感じたのが
たくさんの魂
感覚で感じたのが
変化する時間
大げさに言ってるわけでなくて
この出来事は100年彷徨っているように
感じた。
90年間は身体を探してて
そのあと
まいっか
って流れにのってたら
起こされた。
目覚めたときには
強烈な重力を身体いっぱいに
受け止めていた。
重力が痛かった。
あんなに心地よい場所にいたのに
なんてギャップだ
よし
筋肉つけよう
鍛えよう
と思った次第であります。
あまりにも強烈だったので
ネットで検索したら
全身麻酔 幾何学模様
でヒットした。
結構同じ体験をしてる人がいて
不思議。
全身麻酔がうけたくて
この間、胃カメラで全身麻酔
うけたら真っ暗だった。
ただの健忘。
おりょりょ
合法ですからね！！
あはは
オカルティストは身体を張るよ！
調べたところ、
怖がって手術に向かうと悪夢
ニュートラルで向かうと幾何学模様の世界
とな。
みなさまにおかれましては
どちらを選択されますかな
ははは
(｀・∀・´)
