区切り | こころのありかた

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無事、父の三回忌を終えました。

 

節分の節目に亡くなり、もう二年。

 

あの時、中学受験を終え、小学生だった娘ちゃんも、今では身長170センチを越え、ずいぶん大きくなりました✨

 

おニューのブーツを履くと、もう見上げるほどになり、母もわたしも縮む一方で老いを感じる時の流れ…

 

お坊さんが気さくな方で、いろいろと深イイお話しをして下さりました。

 

「肉体を脱ぐまで、こちらはいろいろ苦しい世界やけれども、それを経験しに来ている」などなど、心から共感できることばかりでごさいました😊

 

お経に入るまでの世間話で

「どこやら食事行っても女の人ばっかりで、女の人は元気ですなぁ〜

オトコは働いて、稼いで、それだけや〜」 

 

思わず浮かぶパパの存在…

娘ちゃんと顔を見合わせました!

 

母と東京から来た兄とわたしと娘ちゃんだけの法事。

 

兄に色々話しかけて下さるのがありがたや〜なのでした。

 

というのも、一年前の一周忌で、その時は兄嫁と甥っ子ちゃんも来ていたのですが、兄がペースメーカーを入れて以来、冬にと特に調子が悪くなるらしく、お坊さんが来た時以外は、ほとんど和室で横になっているほど、具合が悪かったのです。

 

アメリカと関西を行き来している従姉妹も来てくれていたのですが、ほんとうに心配していました。

 

具合が悪いのは仕方がないのですが、兄がまだ心不全になる前、亡くなった父も「腫れ物に触るよう」に扱っていた不機嫌オーラを発している兄とわたしが少し言い合いになり、それ以来の印象から、娘ちゃん共々、兄の圧がストレスなのです💧

 

母も兄のことはほんとうに心配していながらも、気を使うのが面倒な様で、たまにしか連絡をしていないようなのですが、

自分で「信心ないわ〜」と言っておきながら、毎日仏前に兄のことをお祈りしているそうで…

 

ほんとうに心配だけれど、祈ることしか出来ないよね〜と母とふたりで話すこともたびたびです。

 

二十年前の癌治療で寛解したものの、心不全になり、例のお注射も何度かお代わりした彼が、逆縁にならない様、父も気にかけながら亡くなっていきました…

 

でも、一晩泊まった兄と母は、お好み焼きを食べながら色々話しが出来たそうで、色々と明るい話も聞けたようです✨

 

今の会社がもうすぐ退職年齢なので、障害者雇用で何社か面接を受け、どれも良い手応えだそうで、身体との付き合い方に慣れてきたのか、精神的にも昨年よりは余裕が出てきたのかもしれません。

 

食事の間も険悪な雰囲気になる事はなく、ホッとしました。

 

兄も、加齢と病気で、丸く成らざるおえなかったのか、すこーし穏やかになったよう。

娘ちゃんからしたら、大して変わっていないとのことでしたが…

 

もう当分会うことはない兄ですが、兄たち家族の幸せを願うばかりです。