本記録は、韓国のムーダン(神占い師)、チャ・ドリョンの日常翻訳の中から、
神と霊に関わる言葉だけを掬いだした記録です。
原文翻訳:
1.呪術儀式
・呪術儀式は奇跡を作ってくれる儀式ではない
- 人間の状態を整備するシステム
・代表的な呪術儀式
- 燈明祈願
- 致誠
- グッ
2-1.燈明祈願
・燈明祈願とは。
- ムーダンが依頼人のために毎日ろうそくをつけてお祈りする儀式
- 生活管理型お祈り
・道明祈願の機能
- 願望成就の意味ではない
- 精神の安定 / 気運の安定 / 日常維持用
- 霊感の高い人たちのための儀式
- 感情の爆走
- 憂鬱、パニック障害
- 不眠、神経過敏
▶ 霊感の高い人たちの症状を中和する役割
・比喩
- 汚い壺に水を注ぐのではなく、
冬に水土管が凍らないように蛇口を開けておくこと
- 人生を変えてくれるのではない
- 人生が壊れないように維持する装置
▶ 燈明祈願は東大合格するようにはしない。
机に「座れるように」してくれるお祈り。
2-2.致誠
・致誠とは。
- 誠意を尽くして神霊に祈願する儀式
- 韓国の歴史劇などで、壺の上に清水が入った器を上げてお祈りすることから発展
- ムーダンに任せて先祖に小さくもてなすこと
- グッの小さいバージョン
・構造
- 財物+場所+経文担当のムーダン(アンズンゴリムーダン)+補助ムーダンたち
- 価格:最小200~300万ウォン
- ムーダンたちの人件費+財物費+場所の貸し切り代
▶ムーダンが大きく稼ぐ構造ではない
・比喩
- 壺を洗う作用
▶依頼人が持っている気運の「浄化、リセット」
・致誠の核心
- 「何かを得るための儀式」ではなく、
「良くないものを片付ける」こと
- 致誠後、燈明祈願を続けないと意味がない
- 壺を洗って、改めて水を注がないのは無意味
2-3.グッ
・グッとは。
- 依頼人の先祖と神霊の交渉(疎通)を通じて、依頼人の願い事を叶えるための儀式
- 致誠+お祭り+霊的インタビュー+先祖との相談+神霊と直接通信
- ムーダンの体に神霊、又は依頼人の先祖が降りて話す
- グッ場で出てくる言葉、お告げは普通の占いとは完全に違う
- 先祖が一人ひとり繋がる
- 12個のエピソード(ゴリ)で構成
- エピソードの間、降りる神霊が全部異なる
・構造
- 致誠を拡大した構造
+神霊が降りるムーダン(ソンゴリムーダン)など、ムーダン2人~4人の人件費
+亡くなった先祖の服+ムーダンが着る神服
- 1泊2日間準備
- 基本的に400万~600万ウォンを超え、グッの大きさや種類により価格が上がる
・比喩
- 壺の中にホースを入れて、水をいっぱいかける
・グッの核心
- グッは先祖の霊が降りたムーダンに身体的な痛みを直接与える
- 事故死した先祖の霊 → その事故の通りにムーダンの体が痛みを感じる
- 子宮癌 → ムーダンが男だとしても子宮がある所が痛くなる
- 認知症 → 数日間ムーダンは認知症にかかったみたいにぼっとする
▶グッは演技ができない。演出もできない。体が証拠
3.「いいムーダン VS 悪いムーダン」の区分基準
・悪いムーダンの特徴
- 占いに初めて来た人に
- 「グッ/致誠するべきです。しないと大問題が起こる」
- グッの話から出す
- 費用から話す
・いいムーダンの基準
- 最初:ただ占いだけ
- グッなどの呪術儀式
- 本当に必要な人にだけ
- 呪術儀式の推薦も他のムーダンを勧める
「他のムーダンに頼んでもいいから、儀式が必要です」
-「グッをしなくても人生は終わらない」という
4.比喩の最終構造
・致誠(1段階):壺を洗うこと
・道明祈願(2段階):壺の中に水を少しずつ入れること
・グッ(3段階):壺の中に水をホースでかけること
▶巫俗の呪術儀式は、壺が割れないように管理すること
「グッ、致誠、透明祈願は奇跡の製造機ではなく、
人間の精神・気運・人生の『維持補修システム』である」
「霊感の低い一般時にはグッは必要ない。
グッは霊感の高い人のためのこと」
「偽ムーダン、悪いムーダンはこういう話は絶対しない」
- 神仙日記 - 2024.4.6
※このテキストは信仰を勧めるものではありません。

