高校生のときは54キロくらいだった体重が
一人暮らしをするようになってから
どんどん増えていった。

それは自由な生活からくる
食生活の変化が原因だった。

一人で東京で暮らしはじめて
寂しかったのかどうかわからないが
食べているときが幸せだった。

ハンバーガーのセットを買いにいって
2人分買ってきて食べる、とか
食パンにバターをぬって砂糖をのせたらおいしくて
1斤全部たべちゃった、とか。
ご飯を炊いても、おかずがないから
マヨネーズとかバター醤油などで
ひたすら量を食べた。

お菓子も食べたなぁ。
今でこそ甘い物はほとんど食べないが
あの頃はケーキが朝ご飯だったり。

そして体重はあっという間に増え
1年間で10キロ増えていた。

そのかたわらではダイエットもかかさなかった。
粉ミルクダイエットは続いたほうだ。
効果もあったと思う。

バブルの時代だったから
お金に困っていなかったのか
学生なのに痩身サロンにも通った。
1回で0.5キロくらい汗かいても
何もかわらなかった。
今考えると、あんなことにお金使って!
と、もったいなくてしかたない。

食べながらダイエットしながら悩んだ。
そりゃそうだ。
やっていることが矛盾しているもの。

そんなとき初めて彼氏ができて
本気でやせたいと思うようになった。

彼は1年に1キロやせればいいよ、といってくれたが
あの頃の恋というのは精神的に不安定で
そのストレスで食べてしまうから
ちっともやせなかった。

神様に願った。
ーーどうか体重を59キロにしてください。
  それ以外、それ以上は望みません。ーー

残念ながら彼とは1年くらいで別れてしまった。
そして62キロくらいのまま就職。

勤めたのは証券会社だった。
暗黒時代はまだ続いた・・・。