ふだん小売店のレジ打ちをしている

アルバイトのわたしは

先月、上司に呼び出されて以降

無能との認識がより確実なものとなり


特に混雑する週末は

皆の足を引っぱるという上司の判断で

新人が入るようなポジションへ。


勤続10年にして

まさかのファーム行きを言い渡された

言わば二軍落ち選手状態である。



周囲の社員や同僚アルバイトは

そのことに気づいているかどうかはわからない。

何か聞かれるまでは黙ってることにしてる。


本当は自虐的ネタにして

仲のいい同僚には話したいところなんだけど

やはり腹の中にはちょびっと抱えるものもあり

今はそこまで消化や昇華できていない。




そんな自分の生活が

バイト一色じゃなくてよかったなと

心から思うこと。


やはりバッティングセンターだった。



先月末のイベント日。

複数設置されたホームランボードのうち
あらかじめ決められた特定のボードに
打球を命中させると

1ゲーム無料券が一気に5枚もらえる
一攫千金チャンスデー。




左打席120キロ設定から、早々に達成した奇跡




※6枚目は会員特典




しかしこれは

たまたま自分が来店したタイミングが


・店内が空(す)いていた

・空が薄曇りでマシンから出る球が見やすかった

・ピッチングマシンのコントロールが安定していた


など好条件が揃っていて達成できたもの。



このホームランが出てから10分もしたら

空模様が変わり

上記3つの条件は一変した。


超ピンポイントのタイミングで

運が味方したっぽい。




バッティングセンターで打席に立っている間は

マシンから出てくる球に

否が応でも全神経が集中するため

そのほかのことを考える隙がない。


こういったライフワークがあるおかげで

幾分、心に明かりが灯り

心が完全に闇に覆われずに済む。


それはたとえホームランが出なかったとしても、だ。





そのようなわけで

現在、職場では肩身が狭くとも

なんとか腐らず、時に図太く働きに行けていると思う。


バッティングセンターがなかったら

マジで生きてけない。






これがないと生きていけないもの

 


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