先週行ってきた
三萩野バッティングセンター(福岡県北九州市)にて。



降りしきる雨の中
時速250キロに設定されたピッチングマシンで打ってたら
うしろから人が見ている。

この超速マシン、空振りすると(ほとんどだけど)
後ろのキャッチマットにボールが当たる音がエグくて
それに驚いている様子だった。




銃声かってくらいの




打ち終わって打席から出ると
そこにいたのは
中年のご夫婦と小学生くらいの男の子。

初めてここに遊びに来た様子。


「速いね」

「よく当てられるね」

「球見えてないんですよ。タイミングと勘で打ってます」


そんな会話を交わしたあと
わたしと同年代であろう妻に聞かれた。


「野球やってたとか?ソフト?」


どちらも経験がなくて
バッティングセンター専門であり
人間が投げる球は打てないことを伝えると

彼女がひとり言のように、ぽつりと。


「へー、変わってる」






や、全然変わってないし。

今までわたしが
バッティングセンターで知り合ったのは


・ホームランボードに打球を当てたい
・とにかく鋭くいい打球を飛ばしたい
・200キロオーバーの球を攻略したい


などを目標としてる人たちで
そのほとんどが野球をやっていないのだった。

そんな彼らが
240キロのピッチングマシンから
ホームランボードに打球を当てたりする。

バッティングセンターのホームラン王になる。


このような人ばかり見てきたものだから
『変わってる』の定義が、もはやよくわからない。

フツーってなんだろう。




今回、『変わってる』『普通』の定義は人それぞれだと
改めて実感したのと同時に

自分の狭い視野に留まりたくなく
いろいろな人の価値観に触れたいなとも思った。


なのに人づきあいが苦手という矛盾!