小売店でレジの仕事をしている、中年フリーターです。

お店はスーパーではありません。



わたしは先週から、マスクを外して働いている。

6月のいつからだろう
職場でのマスクも個人の判断で、ということになった。

今のところは、まだ
ほとんどの従業員が着用している。

レジ専任アルバイトのわたしも
不特定多数の人と接する職場では
当然のごとく着用し続けるつもりでいた。


ところが、ある日
レジ内のあまりの暑さに具合が悪くなっちゃって。

電気代高騰・節電という理由で、店内は27℃設定
レジでの体感温度はそれ以上に高くて
制服のシャツは汗びっしょり。

何よりも、全従業員の中で
レジに入る時間が圧倒的ナンバーワンであるわたしは
水分補給のチャンスが少なく
常に喉がカラカラなのを我慢してる。


これは、心頭滅却すれば火もまた涼…



死ぬ!!!!!!!!!!



かなり迷ったけれど
思い切ってマスクを外して働いてみよう。




そして迎えた、3年ぶりのマスクなし勤務初日。

しかも来店客の多い土曜日。

他人の目が気になりすぎて、抗不安薬を服用して
恐る恐るレジに登板する。


緊急事態に備えて(後述
マスクもエプロンのポケットに忍ばせていたが
この日は拍子抜けするほど平和に終わり

呼吸がすごく楽で
体調も崩すことなく元気に接客できた。






ただ、現在でも
ノーマスクを快く思わない従業員が
ごく一部存在するのも知っており

ある勤務日には、顔を合わすなり
マスクしていないのを指摘されるのと同時に


「やっぱ老けて見えるね。あはは!」


などと、面と向かって嫌味を言う人もいた。

知ってる!!!!!



また、レジにやってきた
マスクを顎まで下げた男性客からは
急激に爆発するようなくしゃみを2連発され

突然のことだったため、うつむくのが精いっぱいで
派手に飛沫を浴びてしまう。

上記の、緊急事態に備えたマスクを
ポケットから取り出すのは全然間に合わなかった。

ぬおーーーー!!悔しい!!



あと、いちばん恐れていた
マスクをしていないことに対して
やって来るなり物申すお客さんも、やはりいた。

わたし、なんで謝ってるんだろう。


ひとつお客さんにお願いしたいのは

どうしても気になるのなら
マスク着用の従業員のレジを選んで
会計してもらえたら、ありがたい。




そんなこんなで
現在、抗不安薬がないと働けません。

無念