製造業の革新(10):捨てられていた熱を発電に使う | ホームページの集客・売上アップは|SEO(検索エンジン上位表示)と個性の輝き

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他の用途に使った水などの液体が200度以下の熱を持つ時、その熱は利用法がなければ捨てられてしまう。この低温廃熱を電気に変えるのが、低温廃熱発電機だ。温泉のかけ流し湯や酒類の発酵熱などが利用対象。

工場の廃熱ももちろん利用したい。熱の変換効率と装置コストが受け入れられる水準達するかどうかが気になる。節電の夏、エネルギー効率を高める装置が求められている。この装置に学び、製造業の競争力ある製品開発とホームページ集客に生かしたい。

7/8(日)18:30-、MBSTV 夢の扉+
神奈川県横浜市 アルバック理工株式会社 代表取締役 石井芳一 さん

余った熱が電気に変身!「低コスト」で「小型」の低温廃熱発電機
“その熱、もったいない”~廃熱で家一軒分の電力を生み出す!
『その熱、もったいない・・・!熱の出る所はどこでも“発電所”だ。』

電力不足が叫ばれる日本の夏に、真正面から立ち向かう男がいる。アルバック理工社長、石井芳一、65歳。彼にかかれば、あらゆる廃熱が電気に生まれ変わるという。
従来から、廃熱を使った発電は行われてきた。例えば、製鉄所や製紙工場などでは、高温の廃熱を利用し大規模な発電をしている。しかし、200度以下のいわゆる“低温廃熱”は、効率よくタービンを回すことができず、採算に合わないと手を付けられてこなかった・・。

http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20120708.html 

このシステムは65度以上の水温のある排水があれば発電ができるという。水なら65度では蒸発せず発電タービンを回せない。そこで、熱媒に65度以上で気化するフロンを選んだ。

鹿児島の焼酎製造工場は蒸留のため高い温度の排水が出る。そこで行われた実証実験は成功し、家1軒分の発電が達成できた。具体的には、電灯の点灯と業務用の冷房装置が稼働できた。これで温泉街の排水や、工場の廃熱、ひいては世界的な廃熱の利用が可能になるのか。期待が大きくなる。65度以上の水があれば発電ができるのだ。あとは、コストパフォーマンスが合うかどうかだ。

製造業の革新においては、採算に合わない事業を見直し、採算の取れるシステム、製品を考えるのが競争力を磨くことにつながります。