最近の傾向として、訪問者はトップページから順にページを見ていくことは少なく、
検索エンジンから個別のページ(下層ページ)に直接訪問する人が多いといえます。
比率としては、概ね70%前後がそうではないでしょうか。
また、個別のページに訪問した後に、他のページも順に見てくれるとは限りません。
訪問したページに関心を惹く事項がなければ、他を見ることなく立ち去るでしょう。
時間は有限なので、サイトの訪問者は自分の求める情報にいかに早く辿り着けるか?
そういった観点で検索エンジンを利用しています。
せっかく訪れても、それが自分に有益でなければ、たったの3秒で立ち去るでしょう。
もちろん他のページを見ることなく。
以前も確か書きましたが、最近の検索傾向は、より具体的な語句を用いることが多く、
三語の複合による検索がとても増えています。
サイト管理者は、検索エンジン経由の訪問者のこういった検索パターンを先読みして、
ページのタイトルやコンテンツを考えていくことがとても重要といえるでしょう。
「自分なら、どんな言葉で検索するだろうか…?」と想像しながらコンテンツを作る、
日頃からそういう意識を養う事で、検索エンジン経由の集客が期待できるだけでなく、
検索者のストレスを軽減させ、効率的な検索の支援にもつながるでしょう。
そうなってくると、訪問者が最初に訪れてくれたページが、勝敗を分けると言えます。
せっかく来てもらっても、僅か3秒で立ち去られたらページの存在価値がありません。
また最近は前述の通り、検索されるキーワードは複合が多く、複雑化しているだけに
下層ページからの訪問も多くなっています。
故に、下層ページの重要性が増していると同時に、その充実が急務と言えるでしょう。
またもしも、業務内なのに適切なキーワードの下層ページを持たないサイトの場合は、
早急にそういったキーワードの受け皿になる下層ページを新設する必要があります。
更に、外部対策を講じる際には、ディープリンクを意識して、3~4本に一つくらいは、
いずれかの下層ページにリンクを送ることを意識するべきです。
なぜなら、訪問者の多くが下層ページから来るのに、被リンクはトップページばかり。
それではいかにも不自然とはいえないでしょうか?
下層ページからの訪問者が多いなら、自然と下層ページにもリンクが付いていくはず。
その辺も意識して、自然なSEOを心掛ける必要があります。
サイトで見て、ページで見て、全体が充実していけば、上位表示は難しくありません。
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