さて、最終日です。

といっても、フェリーに乗ってしまうとひたすら到着を待つだけなので、

今回の旅で起こったことをとりとめもなく記載します。

 

今回の地震は北海道胆振地方が震源ということで、苫小牧などの北海道の

南側でかなり被害が出ていたようでした。

 

私は小清水から小樽へ戻る時、行きに通って来たルートを戻る形で、

釧路に出て道東道を通ろうと思っていました。

 

でも、ラジオで「釧路で一部断水が発生している」との報道があり、南側は

危ないかな…と考えて、旭川回りのルートを取りましたが、結果からすると

正解だったようです。

 

出航前に道東道を通って小樽に帰ってきた他のライダーの方がいたのですが、

道東道は一応通れる状態だったらしいですが、トンネルの照明が消えていて

「何か障害物でもあったら死ぬ…」と思ったそうです。

また、南側は建物や道路の被害もあり、給油も厳しい状態のようでした。

 

とにかく停電しているとテレビが見れないので、全く状況が分かりません。

東日本大震災でも、多くの地域が停電して情報が入らなかったと聞きます。

 

そこで有効なのが、「手回し式のラジオ(ライト付き)」です。

YHで宿の方がずっとラジオを聞いて情報収集してくれましたが、

今回はその情報に本当に助けられました。

「私も帰ったら購入しよう」と本気で思いました。

 

あと、ラジオを除いて、手元で情報収集出来るのはスマホだけなので

スマホの予備バッテリーを持っていたのも心強かったです。

当然スマホの節電も大事で、使わない時に電源を切るのはもちろん、

電波に接続する時以外は「機内モード」にして節電しました。

 

やはり、こういう災害はいつ起きるか分からないので、「自分は大丈夫」

などと考えないで、日ごろから備えをしないといけないと思いました。。。

 

 

ということで、フェリーでは贅沢して朝食を頂きました。

 

ありきたりな感じだと思いますが、被災地の方の境遇にに比べれば十分に

ありがたい食事です。

申し訳ない気持ちもあったので、しっかり感謝して頂きました。。。

 

帰りのフェリーでは、これから北海道に向かう姉妹船と行きかいます。

 

あれ…これから北海道に行くんだなぁ…

旅行者もいるのかなぁ…無謀だよなぁ…

などと思いながら、眺めていました。

 

そして、9/8の夜 無事に舞鶴に到着しました。

舞鶴はすごい豪雨だったので、カッパを着込んで他のライダーさんと

一緒に出発です。

 

凄まじい豪雨の中、夜の高速を二輪で走るのは非常に恐ろしく、

最後の最後でこの旅一番の怖い体験をしました。(´;ω;`)

 

とはいえ、夜中にはなんとか家に到着。

関西は大型台風でかなり被害が出ていましたが、幸い私の家は

無事だったのでホっとしました。(^-^ )

 

ということで、今年の北海道旅行の記録はこれで終了です。

 

来年はどこに行こうかな…(笑)

この日はなかなか大変な一日だったので、結局③までいきました。

色々あった割にゆっくり写真を撮る心の余裕がなかったので

文章だらけで恐縮です。。。

 

さて…続きです。

 

お昼を食べた後、旭川を出て小樽へ向かうわけですが、給油も出来て

十分小樽にたどり着ける算段がついたので、道央自動車道は通らずに

下道で向かうことにしました。

 

高速道路は途中の道程を楽しめないので、私は時間に余裕があれば

基本的に下道を通るようにしています。

せっかくの一人旅なので、時間と労力をかけて巡る方が、記憶に残る旅が

出来る気がするんですよね。

まぁ、お金が節約出来るのも大きいんですけど…(笑)

 

ということで、道央自動車道と並走している国道12号で南下です。

途中見ていると、あいている給油所もポツポツありますが、閉店している所や

でかでかと「売り切れ!」って掲示してある給油所もあります。

 

ポツポツはあいてるので、「そこまで心配しなくても大丈夫だったかな~」とも

思いましたが、「売り切れ」の所も多いってことは、やはり急速になくなって

いるのでしょう。

結果的には、早めに動いて正解だったのかもしれません。。。

 

国道も一部信号が点いているものの、結構消えている所も多くて…

大きな都市部以外は復電もまだまだなんだと感じます。

 

さて、こんな状況ですが本当にフェリーは運航出来ているのでしょうか。

もう、ここまで来たら行くしかないですが、不安は募ります。

 

でもまぁ、この感じだと小樽のような大きな都市は復電してるでしょうから、

最悪は小樽で宿を見つけてフェリーの運航待ちしようと思います。

 

ちなみに札幌は復電しているらしいですが、直接的な地震の被害で

道路や建物が壊れていたり、断水してたりするらしいです。

なので、札幌は迂回して国道275号線に入り、続いて国道337号線に

乗って小樽を目指しました。

 

他の地域の状況は分かりませんが、私の通った所は道路も被害がなく、

幸いにも無事に小樽付近までたどり着くことが出来ました。

 

が…、いざ小樽の近くまでくると…「げっ!信号が消えてるぞ…」

夕闇迫る時間帯ですが、街並みを見渡しても電灯が一切点いていません…

えええ!こんな大きな都市なのに復電してないの!?Σ( ̄ロ ̄lll)

 

結局、小樽市街に入りましたが…やはり復電していませんでした。。。

 

マズい…フェリー ダメかも…。

というか、停電だと宿も営業してないので、今晩宿無し…?(-_-;)

 

とりあえずフェリーターミナルに着きましたが…電灯が点いていません。。。

でも、駐車場には車もバイクもあって人だかりもあります。

 

受付の方に聞くと…どうやらフェリーは運航しているそうです。

「おおお!よかった!帰れる~…」

 

さて…後は出航まで待つだけなんですが…

実は私…初日に泊まった「小樽北運河かもめや」さんの部屋のカギを

返し忘れていて、今日返しに行く約束なんですよね。

 

とりあえず、フェリーが動くことも確認出来たので、次は「小樽北運河

かもめや」さんまで移動です。

 

「小樽北運河かもめや」さんまでは10分程度の道のりなんですが…

霧雨みたいな雨が降ってかなり薄暗い夕方…信号が全部消えている中を

かなりの車が走っていて…いやぁ、危ない危ない…

 

経験して初めて知りましたが、交通量の多い都市部では、信号がないと

右折が非常に難しいです。

普通の右折も対向車線がなかなか途切れないのでかなり難しいのですが、

更に難しいのが、枝道から大通りに右折で入りたい場合です。

手前の左向き車線がほぼ途切れないので、そもそも車線を横切って

右向き車線まで行くことが出来ません。

 

夕方霧雨で視界も悪い中…後続車からプレッシャーを掛けられた車が

ギリギリのタイミングで飛び込むように右折していったりしてます…

 

わずかの距離でしたが、「うわっ!危ない!怖ぇぇぇぇ…」ってシーンを

何度か見ましたよ…@@:

「小樽北運河かもめや」さんが、近くてよかった。。。

 

とりあえず到着しましたが…

当然、宿…というか周囲の街ごと真っ暗です。。。

 

バイクを止めると宿の人が出てきてくれました。

「こんな中よく来られたねぇ」と言われましたが…こちらこそ「停電してる中

本当に大変ですね…@@;」という感じですよ。

 

とりあえず、お茶を出して頂いたので一休みさせて頂きました。

どうやら、小樽は昨日からずっと停電しているようで、宿の中はロウソクの

灯りが頼りな状態でした。

「よくこんなにロウソクを持ってましたね?」と聞くと、小樽は冬場に街中で

ロウソクを灯すイベントがあるようで、その時のロウソクなんだそうです。

 

ラジオがなくて全然情報が入ってきてないみたいだったので、私の知ってる

被災状況や復電の状況などをお話しました。

宿の方もいつまで続くか分からない停電で非常に不安そうな様子でしたが…

実はこんな状況なのに今晩のフェリーで旅行に来るツワモノがいて、

今晩宿泊予定らしいです。

 

うわ~こんな状況でこれから北海道を回るなんて…

まともな旅行になるんでしょうかね…ビックリです。。。(^_^;)

 

のんびりお茶を頂いて居心地がよかったのですが、雨が本降りになる前に

フェリーターミナルに戻りたくて、1時間ほどでお暇させて頂きました。

 

うわ~、雨 結構降ってるなぁ…

 

ところでご記憶でしょうか?本当は私、最終日には積丹に行って『ウニ丼』を

食べる予定だったのですよ。

まぁ、この状況じゃムリかな~とはもちろん思ってたんですが…

でも、出航までの間に何か晩御飯を食べよう…と思って小樽まで来たんです。。。

 

しかし…日も暮れて雨も降っている中、道路の行き来も非常に危ない状況…

復電している辺りまで戻って晩御飯…? ムリムリ…死んじゃいますよ(;_;)

 

仕方なく、かなり危ない街中を走ってフェリーターミナルまで戻って来ました。。。

あとは、この建物内でじっと待つだけです。

 

ターミナルの中では非常用発電機が動いていて、所々はライトで照らされています。

トイレも入り口の所にバケツがあって、用を足した後、自分で水を流せば利用可能

らしいです。

 

あと、ロビーに大量に水のペットボトルがあって、自由に飲んでいいそうです。

さすが被災地…サービスがいいなぁ、と妙な事に関心しました。(@@;)

 

みんな、あちこちにうずくまっていて「難民キャンプってこんな感じなんだろうなぁ…」

という雰囲気です。

 

特にやることもなく、ひたすら待つこと数時間…

突然、照明が一斉に点きました!!!

 

「お…おお!? …おおおおっ!!!!」

どよめきの後、座っている人たち全員の拍手が鳴り響きました!

どうやら、今ちょうどこの近辺の電気が復電したみたいです!

 

職員の方が、非常用のライトを片付け始めて、難民のように

うずくまっていた人達に笑顔が戻ります。

いや~照明が点くだけでこんなに気分が違うんですねぇ…

明るいことがこんなに素晴らしいって初めて知りました!!

 

とはいっても、引き続きやることは無いので、暇つぶしにフェリー

ターミナルの館内を散策です。^^;

 

↓は真っ暗な中、手書きで掲示していた掲示物です。

電気もない中で職員の方もよく運営されていたものです。。。

 

更に待つこと数時間。

フェリーが到着し、乗船の準備が始まります。

バイクの人達も呼び出しがあって、乗船に向けて移動です。

 

そして、みなさん無事に乗船して、ついに出航の時間になりました。

 

いや~、結局のところ全く北海道の幸を食べれない旅行でしたが、

全域停電なんていう、非常に珍しい経験をさせてもらえた旅でした。

 

ただ、北海道の方々には本当に大変なことだったと思います。

一日も早く復旧するよう祈りつつ、北海道を離れました。。。

(この記事を書いている時点では、もうだいぶ日が経ってしまいましたが…)

 

 

波乱万丈だった9/7はこれで終了です。

何も買わずに乗船したので、フェリーの中のちょっとぬるいビールを飲んで

就寝しました。

 

さて、それでは前回の続きとなります。

 

幸いにも網走でガソリンの給油が出来ました。

スタンドの人に「助かりました。普通に営業出来る状態なんですか?」と訊ねたら、

「いや~、ウチもタンンクの貯蔵分だけ提供してて…なくなったら終わりです」

とのこと。。。

 

あぶない…(-_-;)給油出来たのがラッキーだった。。。

 

YHで仕入れた情報では、「網走は昨日は営業している給油所があった」らしい

「北見は一部復電しているらしい」とのことでした。

 

網走か北見のどちらかで給油出来れば旭川まではたどり着けると思って

いましたが、両方ムリなら北見で役所に行って避難所を紹介してもらう

つもりでした…

 

いや~とりあえずこれで旭川までは大丈夫です!

ということで旭川へ向けて出発です!!

 

まずは一旦北見方面に下ります。

せっかくの旅行ですから、余裕があれば北見市街を観光したかったのですが…

 

北見付近を走っていると、「常呂川」を横切りました。

常呂といえば…カーリングのLS北見の人たちの本拠地があるんじゃない?@@;

うぉぉ!行きてぇ~、オリンピックメダリストのカーリング場見てみたい~><

と好奇心がうずきましたが…さすがに今回だけは「着実に行こう」と諦めました。

 

ということで、北見市街には寄らず国道333号線をひた走って「旭川紋別

自動車道」に到着です。

どうやら地震の被害もないようで、普通に通行出来るようです。

 

「旭川紋別自動車道」を延々走って「道央自動車道」を経由して旭川に入ります。

さて…、ここで給油出来るかが最後の関門です。

 

どうやら信号は点いているので情報通りここは復電しているっぽい。。。

市街の方に向かって少し走ると…

 

おおおお!!!営業している給油所があります!!

が…!?結構車が並んでいますよ。。。

 

これは多分…網走と同じく「貯蔵分を売り切ったら終わり」ですね。。。

 

これだけの大都市ですから、そうそう全滅しないとは思いますが、

枯渇する可能性も0ではないので、早速給油の列に並びます。

 

直前でなくなったらやだなぁ…と思って「なくなるなよ~」と祈りながら

待つことしばし…給油出来ました!

 

このスタンドもですが、この状況下で営業しているスタンドやコンビニは

大体手作業の会計で販売してくれました。

 

正直驚きなんですが、日常レジで会計しているものを、停電だからって

いきなり電卓持って来て手会計出来るものなんですかね…@@;

 

こういう事態だと、店側も販売機能を稼働出来ないので、大抵は

売ることが出来ず、多くの店舗は閉店していました。

 

でも、諦めて閉店せずに、中には在庫限りでも供給しようという店が

一部あるのです。本当にすごいですし、私も助かりました。。。

全域停電ですから、その従業員さんや家族も大変な最中に出勤して、

他の困っている人に物資を販売しているんです。

 

正直、なかなか感動ものでした。

人って本当にすごいな…と思えた道中でした。

 

まぁ、感慨はありながらも、せっかく旭川までたどり着いたので、

まずはお昼ご飯ですよ!!

旭川は復電していて比較的平穏なので、出来れば名物を食べたい!

 

ということで…手近な所にあった「旭川ラーメン八海」さんに行きました。

頼んだのは…当然旭川ラーメンですよ!

 

食レポは得意じゃないので省きますが、なかなか美味しかったです。

旭川は比較的落ち着いているようですが、それでもちゃんと営業して

食べ物を提供して下さるのは、ありがたいですね。

 

ただ、食べてる最中も、テレビの情報や、周りの方の被災や復旧に関する

お話が気になってたんですが…状況は芳しくないみたいですね。

 

北海道電力も相当頑張っているみたいで、数日内にはほぼ全域復電が

可能、とのことですが、やはり完全復旧には1週間程度と言ってます。

 

とりあえず、給油出来たのでこれで小樽まではたどり着けます。

事前情報では「フェリーは動いている」とのことですが…本当に大丈夫か!?

それが最後の関門です。

 

※続くつもりはなかったんですが…次回に続きます。。。