今日は目に見えない存在・力についてです。
目に見えない存在・力 、と聞いて 皆さんは何を思い浮かべますか?
例えば空気。目には見えませんが人間やあらゆる生物は空気がないと生きていけません。
続いて重力。これがありすぎても なさすぎても人間 生活どころか生きていけません。今、ちょうどよい奇跡の重力バランスでこの地球は成り立っているお蔭で快適に生活することができています。
磁力だってそうですよね。方位磁石を何個用意しようが全て同じ向きを差します。目には目ませんがちゃんと磁力というものが確かに働いているからです。
あとは電気や電波。我々が日ごろからお世話になっている家電製品はじめ、ケータイ電話やテレビ、ラジオ、パソコン、これらは全部電気、電波があってこそ。
それから愛や情熱、思いやり、憎しみ、悲しみ、苦しみ、喜び、怒りなどといった 人間の感情、気持ち、心も目には見えませんが大きな力を持っています。
まだあります。気・エナジー。 気とは人間の体中をかけめぐる生命エネルギーのこと。やる気、元気、根気、勇気、正気、大切な言葉には全部 この 気 という言葉がつきます。目には見えませんが大切なんですね。
そして波動。波動とは一言でいうと宇宙から降り注ぐ膨大なエネルギーのこと。気と同様、世の中うまくいっている人というのは この波動エネルギーを無意識のうちに上手に活用している方のようです。
他にも潮の満ち引きや月との関係、引力、磁力、時間、徳、因縁、など あげたらキリがありませんが 確かに目に見えなくても世の中には色々な力が働いています。
天上界は
世の中の9割9分以上は目に見えない力で成り立っているのだから人間何があっても感謝。
と言っています。
ですから 私が、 俺が、 と 我を張ったり あの人はどうかしてる、 とか あの人のことは許せない!とか言って生きている場合ではないそうです。
そして さらに続きます。
人間、目に見えない存在・力に感謝を忘れるどころか、そうでないものにも(目にみえて明らかに日常から感謝しなければいけないことにすら)感謝できていない人があまりにも多い。
と天界にいる我々先祖、仏様、神様は嘆いています。
それだけ目に見えないありがたい力が働いていて我々は生かさせていただいているのであり、また 人間は毎日、毎分、毎秒、毎瞬、奇跡の恩恵にあやかって この地球上で日々を過ごすことができているので いつ何時でも感謝の気持ちを忘れてはいけないのだそうです。
感謝の気持ちがいつもあれば 愚痴をこぼしたり、命を絶ったり、人を殺めたり、人を恨んだり、人に悪さをしたり、そんなことはしないで済むそうです。
我々人間界の遥かかなた上空にいらっしゃる神様、仏様も 我々のご先祖様も 人間がつねに、いつなんどきでも何に対しても感謝にあふれた姿勢で日々を過ごすことを願っているようです。
最後に、今回とりあげた目にみえない存在・力 以外に、もう1つだけお話させて下さい。
それは 血 です。血は誰もが見たことがあるものですが、実際にケガをして出血をしない限り自分に流れている血を日常生活において目にすることはありません。
人間一人ひとりの体には血が流れていますが それはその人ひとりの血ではないのです。そこには父、母から始まって、祖父母、曾祖父母、そのまた上、さらに上の代、と さかのぼって考えると膨大な数のご先祖様からの血や意志が人間一人ひとりにしっかりと受け継がれ、流れているのです。だからこそ、命は大切にしないといけない。自分の命はご先祖様の命、と思って当然。
そして、元をたどっていくと たった二人の男女から、我々人類は始まっているのですから、つまり人類みな(本当に)兄弟なのです。
以前 私はある方から 素敵な絵本をいただきました。
そこにこんな絵があります。
主人公のこうちゃんと 近所のおばあちゃんとの会話で こうちゃんは僕に命をくれた人は2人、4人、8人、16人、32人、、、、そのまた上に、、、と数えているシーンです。
そして・・・
数えきれないよ~・・・ と。 そして
こうちゃん: 「 じゃぁ 100万人くらい?」
おばあちゃん: 「 どうだろうねぇ~。ずっとずっと宇宙のはじまりから、命は続いてきたからね~。おばあに分かるのは、数えきれないご先祖様が誰ひとり欠けても、ぼうやは生まれてこなかった、ということさぁ~。だから坊やの命はご先祖様の命でもあるわけさぁ~ね~」
という会話のやりとりがあります。 本当にその通りですよね。 ご先祖様のたったひとりでも疫病や事故などで亡くなってしまっていたら 我々の命というのはないわけですからね。
今の世代のわたくしたちは ノロウィルスにかからないようにマスクをしたり、予防注射をうったり、食べ物にきをつけたり、うがい手洗いをしたり、通り魔に襲われないように集団登下校をしたり、家族が食べていけるように足りなければお金を借りたり 知恵をつけて立派な人間になれるように、と大学の費用だって多くの人が借り入れをします。
そうやって命を受け継いでいくために様々な努力があり、そこには膨大な費用と知恵と家族愛と目には見えない力がいっぱい働いています。
ご先祖様のたった一人でも 「あ~あ、もういいや。人生疲れた。」 なんて言って命を絶ってしまっていたら我々は存在しなかったのです。 いじめにあっても耐え抜き、飢饉の時にもなんとか耐えしのぎ、疫病にも負けないで生き抜いて、そして家庭をもって子孫を残してくれ、何があろうと歯をくいしばって頑張ってつないできてくれた大切な命。
ですから親にはいくら孝行しても、しすぎ、っていうのはない、
ご先祖様供養だって やりすぎっていうのもない、
代々受け継がれてきたありがたい命のことを思えば いくらでも孝行や供養はできるはず、
と、私はつくづく思います。
目には見えない存在にも 日々しっかりと感謝して、命を大切にしたいと記事を書いて改めてそう思いました。今日はこの辺で。
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