原発をすぐに止めるように言っている人たちがいます。


原発を今止めて、電力がどのくらい不足するのか。

電力が不足することで、被災地への援助がどのくらい遅れるのか。

それで亡くなってしまう人はどの程度か。


そういうことを考えて言っているのか?


原発を今すぐ止めたい。

原発は不要!


そういう気持ちはわかりますが、あまりにも何も考えていなさすぎです。


短期的に考えると、電力不足で、被災地の復興が遅れるということが考えられます。それによって命を落とす人も増えるでしょう。長期的に見ると、例えば、失業者の増加、犯罪率の増加が挙げられます。


被災地の復興が遅れても良いのか。

失業率が増えても良いのか。

犯罪率が増えても良いのか。

それでも、原発を止めるべきか。


火力発電で補おうにも、CO2排出が原子力に比べ爆発的に増えます。

エネルギー政策の転換は一朝一夕にできるものではなく、しかも今は国の非常事態。

今あるものを良しとし、今回の災害の教訓を生かして活用していくしかないと思います。


正解が無い問題ではありますが、原発を止めろと言う人は感情的にならずに、この先のことを考えてもらいたいものです。


福島原発事故で、放射能汚染された農産物が出荷停止になっています。

今後は工業製品にも拡大し、輸出困難になるでしょう。

もしかしたら、「放射能フリー」のようなシールを貼ることになるかもしれません。

海外生産している日本メーカー製品も、そのような対応を迫られることになるでしょう。


心配なのは、放射線汚染が拡大することです。これがとにかく恐い。

現在の状況は、燃料そのもの(ウラン)が大気に触れているのではないかと思っています。

つまり放射性物質をまき散らしている状態です。



これは、人命に関わることはもちろんですが、日本の輸出産業にとっても大打撃になります。

危険な放射線を出す製品なんて、だれも買ってくれませんから。

テレビなどの報道を見ていると、数ヶ月で収束しそうな感じですが、燃料棒は年単位で冷やす必要があるので、危機的状況は数年続くと思います。



そうなると怖いのは台風。



放射性物質は風で広まります。



これから政府がすべきことは、汚染が広がるのを防ぐことです。

本当は梅雨前になんとかしたいところですが、もう無理でしょう。

台風前になんとかしようと思うなら、今からアクションを起こしておかないと間に合いません。

早急に以下のことを進めるべきだと思います。



・原発まで建設資材等を運ぶための道路整備

・原発の近くに港を建設

・原発の近くに作業員の待機所を建設(鉛とか水とかホウ酸とか使う?)

・原発を覆うドームの建設(風でまき散らすのを防ぐ)



先手を打って平行作業でするべきことを今のうちしておかないと、また直前になってあわてることになります。



マスコミ報道は明日明後日のことばかりですが、数ヶ月先のことは考えているのでしょうか。

記者会見の質問を聞いていると目先のことばかりで暗澹たる気持ちになってしまいます。



台風前に冷却がうまくいって放射性物質が漏れない、広がらない状況になればいいのですが。。

政治、経済、科学など、私個人の意見をいろいろと書いていきたいと思います。


記事の中には間違い等あるかもしれませんが、その辺は勘弁してください。