放送部のマイク2 | ヒロシマときどき放送部

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2016年広島で高校の教員を定年退職し現在は山奥のお寺の住職をしています。ヒロシマのこと、放送部顧問をしてきたことを書いてみます。

マイクスタンド
 某高校放送部のダイナミックマイクSHURE SM58の使用例。
 文化祭は中庭でのミニライブでSM58を3~4本、SM57を1本使用。
 体育祭はSM58を2本にワイヤレスマイクを1本使用。
 入学式・卒業式では演壇と司会にSM58それぞれ1本、その他でワイヤレスマイク2本。
 ラジオドラマはSM58を3~4本使って同録する。ガヤを除いて、これ以上役を増やさないように脚本を作る。
 普段は視聴覚教室や情報教室にもSM58をおいて、マイクを使った練習をする。
 ある時、放送講習会に講師として来てもらった某放送局のディレクターから「なんでボーカルマイクを使ってるの」と聞かれた。確かに放送局でのアナウンス、トークはほとんどコンデンサーマイクだ(某コミュニティFM局はSM58を使っている)。
 しかし、学校放送部の現場では、少々のことでは壊れないし電源もいらないダイナミックマイクが最適なのだ。だから普段の活動の成果を発表する放送コンテストでもアナウンス・朗読、そして司会にもダイナミックマイクを使う。
 では、なぜダイナミックマイクの中でもSHUREのSM58なのか。
 まず、ボーカル用では定番のマイクだからどこでも売っている。
 頑丈で(他のマイクと比べたことはないけれど)、タッチノイズもない(個人的に某国内メーカーの3000円ぐらいのマイクを買ったらタッチノイズがひどかった)。
 そしてNHK杯の全国大会で使用しているマイクだから。
 でも、これでなければだめということは全然ない。