弁護士の仙頭真希子です。
以前,ブログでも少し書きましたが,今年誕生学アドバイザーの
認定を受けました。
誕生学がどのような内容なのかは,公益社団法人誕生学協会の
HPを参照して下さい。http://tanjo.org/about-tanjogaku/
私が最初に誕生学に出会ったのは,娘を妊娠する前でした。
初めて誕生学を聞いた時,とても新鮮な感動を覚え,
私もこの語り部になりたいと強く思ったのでした。
時は過ぎて,4年後に息子を出産した後,あるサロンで
誕生学プログラムの開発者である大葉ナナコさんの誕生学を
聞く機会がありました。というより,わざわざ日帰りで横浜まで
大葉さんの誕生学を聞きに行ったのです。
まだ4か月の息子,私が何もかも世話してあげないと生きていけないか弱い存在だと思っていた小さな赤ちゃんに,これほどの生命力,生まれてくる命の力があったのかと思うと,小さくてか弱い赤ちゃんだと思っていた息子が,とても力強い尊い存在に思えました。
そこから,主人や家族みんなの協力があり,とんとん拍子に
東京での誕生学アドバイザー研修を受講することが決まり,
今年4月の認定審査に合格して,晴れて誕生学アドバイザーとなりました。
この研修内容は,公開することはできないのですが,それはそれは大変なもので,仕事と育児をしながら,こんな課題がこなせるのだろうかと不安に思い,挫折しそうになったこともありました。
一緒に研修を受けた同期たちと励まし合い,志を同じくする仲間と自分たちの未来にかける熱い思い語りあうことで勇気づけられ,
なんとか乗り切ることができました。
私が普段,仕事で扱っている事件は,人と人の間に起こる紛争です。紛争がどのように発生し,それがどのように解決していくかは,それに関わる当事者がどのような人となりでどのような人生を歩んできたかによって大きく変わってきます。
これから大人になる子供たち一人一人が,自己肯定感を持ち,
自尊感情を高めて,失敗や困難を人のせいにせず,失敗や困難な経験からも学びを得て,前向きに生きる力を身につけて行って欲しいと願っています。
小さい頃に,誕生学といういのちの授業を聞いて,自分が生まれてきた力,命の力を実感していれば,後に困難にぶつかった時に必ず立ち上がれる力になってくれると思います。
弁護士として日々の現場経験から,これから自由な未来が広がっている子供たちに,未来を明るく生きていくためのアプローチができたらと思っています。
子供たちは赤ちゃんが生まれてくる話を聞くのが大好きです。
今後の具体的な活動についてはまたブログで紹介させてもらおうと思っています。