子ども教室の6月最初の稽古は暑い中での稽古となりました。もちろん窓は全開です。
さて、2週間後となった昇級審査に向けて、審査技を紙に書いて渡しています。「技、わかる?」と聞いてみますが、「よく分からない」との答え。
どうも子ども達は書いている技と、実際の技が結びつかないようで、「受身や膝行はわかるでしょう。いつもやっているから」と聞くとうなずくので、さすがにそれは分かっている様子。
そんなこともあり審査技を一通り行っています(①~⑤、⑧はいつも必ず行っているので⑥と⑦を時間を多く取っての稽古となりました)。
審査技:
①前回り受身(まえまわりうけみ)
②後ろ回り受身(うしろまわりうけみ)
③膝行(しっこう)
④体の変更(たいのへんこう)
⑤諸手取り呼吸法(もろてどりこきゅうほう)
⑥片手取り第一教(かたてどりだいいっきょう)
⑦片手取り呼吸投げ(かたてどりこきゅうなげ)
⑧座り技呼吸法(すわりわざこきゅうほう)
*受験級はそれぞれなので、全部行う場合もあれば、抜粋して行う場合もあります。
片手取り呼吸投げ。
相手の手首と肘に内側を掴んで、前に進んで相手を倒します。進む時は真っ直ぐに進むのではなく、相手に近づくように踏みだします。その場で掛けるのではなく、大きく動いて掛けるように指導しています。
受身がちょっと変なのには訳が・・・・。
倒れている子は、自転車で転んで肘と膝に擦り傷があり、キズパワーパットを貼っています(結構大きいサイズ)。マットに当たると痛みもあるようで、いつものとおりの受身ができず、少し変な受身になっています。それでも着替えて来ているので、全部見学ではなく、出来る範囲で稽古をさせています。
稽古参加者は6名。色帯と白帯の組み合わせ。
お姉さん達と楽しそう?
二人の男の子は小3。上級生の女の子とは体格差があり技をjかけるのは大変ですが、実はもっと大変なのは女の子の方。この二人、なかなか思ったとおりに動いてくれないので、教えるのも一苦労。相手はお姉さんなのでちょっぴり甘えがあるのかもしれませんね。
それではまた来週。
子ども合気道教室:平塚