車両いじり ~ノス鉄カプラー交換~ | Sentaro's blog せんたろう徒然なるブログ

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昨年末にヤフオクで落札し手に入れたノス鉄第2弾のミニDL。動力ユニットを入れてN化までは終わっています。

重い腰をあげて、ようやく整備を始めました。


《ノス鉄DLカプラー交換 失敗からのリカバリー》

まだまだ整備途中ですが、カプラー交換がなんとか完了、貨車達と連結可能になりました。

簡単にサクッとはいかず、少し遠回りしました。
なぜかと言うと、板バネ式でカプラーポケットに突起があるタイプのカプラーだったからです。
ここでKATOのナックルカプラーを思い浮かべられればよかっのですが、アホな私は安易にKATOカプラーNでも行けるんじゃないかと、この突起をカットしてしまいました。これが遠回りの1丁目でした。
残念ながら、かなり加工しなければKATOカプラーを付けることはできず、ものぐさな私はさんざん悩んだあげくに、ナックルカプラーの存在を思いだしたのでした。
家に在庫がなかったので、TamTamで買ってきました。
運良くカットしないで突起が残っている方には、ナックルカプラーの穴を1.5mmのピンバイスで拡大して、ようやく取り付けができました。
ただスペース的に余裕がなく、なんとか穴を開けられた感じでした。カプラーポケットの蓋を戻し、無事に取り付け完了。
見た目は大丈夫そうですが、連結はうまくいくでしょうか?
連結は高さもばっちり。これで行けそうです。

さて問題は無造作に突起をカットしてしまった方。こちらは、再度突起を復活させることにしました。
単純です。
真鍮線を使いました。
径はナックルカプラーの穴より少し細い0.8mmにして、ナックルカプラーは無加工で取り付けられるようにしたのです。
元の突起があったところに0.8mmのピンバイスで穴を少し開け、そこに真鍮線を差して固定します。
穴を開けた後です。写真では分かりにくいですね。
真鍮線の固定には瞬間接着剤を使いますが、早く硬化させる為にTamTamで道具を買ってました。
タミヤの硬化促進剤です。
アルテコの硬化促進スプレーはかなり値段も張るので、安い物を探してたら見つけました。私には買いやすい手頃な値段です。
まずはカプラーポケットの穴部分、真鍮線を差す部分に硬化促進剤を塗り、少し乾いたところに瞬間接着剤を塗った真鍮線を差して、しばらく待ちます。
かなり早く硬化し、外れなくなりました。
完全に固着したのを確認して、ポケットに収まる長さでカットします。
カット完了。ここにナックルカプラーを付ければ完成です。
「最初からナックルカプラーを思い浮かべていればもっと簡単だったのに。」と思いましたが、失敗を経て新しい道具を知ったり、やったことのない作業をすることもできたので、これで良しとしましょう。
カプラーの高さはちょっとだけDLの方が低いかな?でも全然許容範囲で、外れる心配はないかと思います。
めでたく失敗からのリカバリーができました。
簡単に終わるはずだったカプラー交換作業、少しだけ大掛かりになりましたね。