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お弁当の猫きのこのkairuです🐾


“どうする家康“視聴率推移です。

 

第10話 側室をどうする! 7.2%

第11話 信玄との密約 10.9%

第12話 氏真 11.0%

第13話 家康、都へゆく 11.0%

 
初回が15.4%だったことを思うと、間のWBCを挟んで、とんだ下降っぷりですが私はこの大河、めちゃめちゃ面白く沼ってます。
 
今回は信長(岡田准一)の力で新将軍となった足利義昭(古田新太)が上洛を命じた為に京の都へ行くことになった徳川家康
 
 
私の足利義昭のイメージは細いきゃしゃな蹴鞠の似合う都人だったのですが、この足利義昭はなんか象(笑)って言うか、むしろ豚。
 
 
さすが古田新太、すえた臭いが漂って来そうな良い味出してます。
 
 
明智光秀も、実は全然違うイメージの描き方が近年多かった中、久しぶりに腹黒そうで謀反起こしそうな面構えの明智光秀(酒向芳)で今後の展開を想像するとワクワク。
 
ここで可哀想に、徳川家康、Г官位を金で買った田舎大名」と罵られ
 
 
家族と約束して、折角やっとの思いで手に入れた金平糖(コンフェイト)を
 
使える商人 茶屋四郎次郎(中村勘九郎)
 
明智の陰謀で足利義昭に脅し取られてしまいます。
 
 
 
ひ・・・ひどい・・・←なんか、メッチャショックうけたわ~だけど、なんでわざわざ懐に入れて持ち歩くかなぁ~
 
この一件でガッツリと足利義昭嫌いを確定させてくれました!
 
こんな豚昭を擁立している信長の意図は?って流れで次回への興味をかき立てられます。
 
 
 
ところで13話は園長(そのなが)を務めるひらパー信長の出番が結構あって嬉しかったです。
 

 

長い間生きて来て、こんだけ怖い信長はアタシ史上初めてです。

 

黒田官兵衛とうって変わって、ひたすら圧を感じる岡田准一かっけぇ~ラブラブラブラブ

 

そして、溝端淳平氏真が消えてしまい、美形キャラがひとり減って寂しいと思っていたら・・・あらまあ、この人素敵じゃないですかデレデレ

 

 

 

浅井長政(大貫勇輔)

 

娘っこに「真顔この美形、どっかで見たことあるんやけど、誰?」って聞いたら「キョロキョロルパンの娘深キョンを好きだった突然歌を歌う人やんか。」

 

 

と言われて「おお、そうだった」と気付きました。

 

なんか、溝端淳平もそうだけど、ぬペッとしてるのに時代劇扮装したら突然、めっちゃ美形に変わる人っているよね。

 

この人もすごく似合っていて、家康に対する本多忠勝の件をさらっと流せる繊細な優しさを持ちながら、凜とする浅井長政にぴったり。

 

浅井長政の今後の運命は、滋賀県長浜市道の駅浅井三姉妹の郷があるくらいの地元なので知っているので(いや、日本中が知ってるって)嫌な感じしかありませんが、それでも、ここ何話は浅井長政はメインで出て来てくれるのでしょうから、嬉しいかも~ちゅー←ご贔屓イケメンは移りにけりないたづらに~

 

 

ところで、やっと本日ブログの本題ですが、私13話でちょっとなんかウジウジ家康のルーツのヒントを貰ったような気がしました。
 
ずっと家康の性格が嫌いだと言い続けて参りましたが、その理由はまるで漫画の主人公のようないい人ぶりっこ。
 
なのに、母上に言われて、今川氏真駿府にいる嫁子を見捨てて織田側につくと言う強い方に流される優柔不断さ。
 
信長とは正反対の、なんとも芯のないつかみどころのない性格。
 
 
 
信長が地球儀上の日ノ本と言う国の、小さい存在感のなさを指摘すると家康はこう言います。
 
「こんな丸い上に立っているとすべり落ちてしまいますね。」と、よく覚えてないけどこんな内容のことを言います。
 
その時、アタシは「ああ・・・」と
 
「こんな小さな国が一丸とならずにガタガタしていると諸外国からすぐに侵略されてしまう」と俯瞰でものごとを見る聡明な浅井長政とは対極的な意見で、家康は物事を主観でしか捉えられないのではないか気付いたのです。
 
 
で、思い出したのが、良いように家康を利用していた今川義元家康は人質としての立場を守る為にわざと氏真に負けて来たのを見抜いていたと言うシーン。
 
これって、実は家康は意識してやって来たのでは無く、生きるための認知バイアスが無意識に働いて来たのではないのでしょうか。
 
認知バイアスとは、物事の判断が、直感やこれまでの経験にもとづく先入観によって非合理的になる心理現象のこと。
 
例えば、全体を客観的に見て、己の捨て駒的な卑屈な立場を認識すれば、無力感に苛まれ、アイデンティティの崩壊につながりますが、情や綺麗事のオブラートに包んで自分をごまかせば、それを頼りに生きて行く術になると思います。
 
瀬名家康裏切りの歯止めの為の人質として娶らせ、命がいくつあっても足りない使命を与える今川義元は自分を捨て駒としてしか見ていない。なんとかしなければ。」と憂えるのと「今川義元は自分を身内同然と認めてくれるから、姪の瀬名を娶らせてくれて重要な使命を与えてくれる。有り難いことだから忠誠を尽くして役に立たなければ」に変換して慕うのとでは世界が全然違って来ます。
 
ストックホルム症候群のようなものと言えばいいでしょうか。
 
ストックホルム症候群は、誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者についての臨床において、被害者が犯人との間に心理的なつながりを築くことをいう
 
両方とも人質を取る側に立って理解して共感することによって、自身が脅されているのではなく主体的に協力していると思い込みたいと言うところが似ています。

そう思わねば生きてこれなかった悲しい家康の生い立ちを考えると胸が詰まります。
 
あくまでこれは現状立てている仮説ですが、今後、家康の行動をそうじゃないかと言う目で見て裏付けを取って行きたいと思います。
 
「地球は丸ければ人が滑り落ちる」と家康が指摘した時の信長の表情は、「このクソボケはどうしでそう視野が狭いのか。」と言う気持の現れなのか「面白い考え方をするが、こいつは大器にはなれんな。」と思ったのかどっちだったのでしょう。
 
アタシにはクソボケの方に思えたのですが、後に聡明な、物事を俯瞰で見られる二人よりも、人質バイアスのかかった虫けらのような家康が天下を取って、その後の長い徳川の世の礎になると思うとすごく面白いです。
 
 
こうやって、薄っぺらい博愛主義とかではない家康の心の裏側の奥深さを理解して行けば、私の家康嫌いもだんだんと治っていくかもしれません。
 
全く的外れかもしれませんが、もし、人質バイアスが設定の底にあるのなら、脚本家の古沢良太のキャラ設定はスゴい!って思いました。
 
幸せそうなお市の方もなんとも可哀想だし・・・ゲッソリ
 
色んな意味で“どうする家康”今後とも目が離せません。
 
 
NHK大河ドラマ"どうする家康"(日曜後8・00)は16日、第14話が放送される。9日は統一地方選挙の開票速報に伴い、休止となる笑い泣きあせるだってさ!
 
 
 
 
 
 
 
 
目の前にまんぷぅがいるので
 
 
キレているミルさん。
 
 
おんもをのんびり見ているミルさんの下を
 
 
うろうろしているまんぷぅ。
 
 
まんぷぅもニャン質バイアスがかかっているとしたら
 
 
笑い泣き可哀想~←まんぷぅが一番最初にうちに来たんだけどね。なんか、女子の方が人質取る側になってるよね・・・