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お弁当の猫きのこのkairuです🐾
どうする家康 視聴率
第1話 15.4%
第2話 15.3%
第3話 14.8%
第4話 13.9%
第5話 12.9%
第6話 13.3%
第7話 13.1%
第8話 12.1%
前から書いておりますが、私、山岡荘八の徳川家康を途中で放置して読むのを止めた前科があります。
だって、織田信長や豊臣秀吉と比べたら、辛気くさい上に長い長い。
ウジウジした性格が嫌いで、徳川家康関連のドラマは(大奥を入れるなら大奥以外)ほぼ見てません。
今回は、キャストが好みだったので、きっと私の家康嫌いをなんとかしてくれるに違いないと思って、張り付いて見ているのですが・・・
今のところ、ますます嫌いになってます
「進者往生極楽 退者無間地獄」
本證寺では住職である空誓上人が「わしらみんなの暮らしは、わしらみんなで守るんじゃ」と周りを鼓舞して、一向宗徒たちは家康に対抗することを決意。
このときに千代が「進む者は往生極楽、引く者は無間地獄よ」と発言し、覚悟を決めた周りの者は歌を歌いながら陽気に踊り始めます。
宗教の描き方って言うのはとても難しいものがあると思いますが、この扇動の仕方は怖い。
この世で消えてしまっても、仏の為に戦った者は極楽へ行けるって言うのが、本当かどうか確認のしようがなく、間違っていても文句を付けられる心配はないですもんね。だから、アタシは現在、確実に存在すると自分が認知出来るものしか信じません。
そして、亡くなった後に貰える自分のみに特化するご褒美に対抗出来るのは、現世の忠誠、愛情、家族、と言った結びつきしかありません。
ケダモノ呼ばわりされていたのに、残される子供らの為に死んで言った伊賀忍者達と対照的です。
しかし、恐怖政治ながら、畏怖心、忠誠、崇拝など、様々なもので何重もの足枷をはめられている織田信長の配下と比べて
徳川家康(松平元康)のつながりのうっすいうっすいこと!
忠義を尽くしてくれている家臣の名前も覚えてない。
リッチマン、プアウーマンでも主人公が部下の名前を覚えないってのがあったけど、あれは心因性認識不全症候群って言う病気だったのに、最後に相手が本当に大事な存在だと言う認識が生まれたら覚えられましたよね。
主君の覚えがめでたいと言うのがこの時代の家臣のアイデンティティなのに、みんなの前で、松平家ではおまえなんかどうでも良い存在と何度も突きつけられているのと同じ。
瀬名奪還の華々しい功労者であるはずの服部半蔵の自分は忍者ではないと言う気持もくみ取れない。
服部半蔵を命がけで守った大鼠と大違い。出番少ないけど、この人達が私の中では主役と化してます。格好いいよね~
自分が寺へ行って戦うと申し出た家康を、嫁を含め、命がけで諫めるものすらおらず
それでも忠誠と言うものを捨て切れなかった裏切ったはずの家臣に救われますが、周りの熱い結びつきに反して、家康を取り巻く空気が有り得ないほど冷たいことを感じずにはおられません。
そもそも時代劇と言うものをあまり見てこなかった私ですが、それでも大昔の新撰組や、水戸黄門などは家族とともに日常で見て来ました。
主君を守って命を投げ出して行く事が当たり前のように思っていた私にとって、この徳川家康の展開は、ある意味カルチャーショックです。
次々とおこる家来の謀反、なんと、敵の軍師の正体が
本多正信!
どうする家康?
知らんがな・・・
こんな家康やらされて、松潤、可哀想~って思ってしまうのはアタシだけ?
それとも最後は人と言う存在の大事さを認識した家康、大好き!で終わるのでしょうか。
期待半分、生温かい目半分で見て行きたいと思います
これはなんでしょう?
ミルさんが捕まえられて虐待されているところ?
違います。
口内の免疫力を上げるサプリメントを押し込まれて、吐き出さないように飲み込むまで、押さえつけられているところです