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お弁当の猫きのこのkairuです🐾

 

 

生まれてからず~っと考え続けて来た自分と言う存在の棚開き。

 

すべての人と言うモノが大なり小なり承認欲求で出来ている、と私は長い人生の旅を経て考えるようになりました。

 

 

皆様、それぞれ、ご贔屓のミュージシャンやアーティストなどいらっしゃると思います。

 

対象は、承認欲求の求め方によって色々な形があると思います。

 

 

満たされない理想像の彼氏や彼女、主人や嫁としての代わり、自己投影してその人を応援することによって自分が応援されたようになる代償。

 

様々な形でその人の推しメンと言うものが出来上がるのであって、何が正しいとか何が上とかそう言うものではないと思います。

 

 

これはあくまで私の推しメンの在り方であって、決して、それ以外は駄目で、これこそが素晴らしいと言うような価値観の押し売りでは無いと言うことはご理解頂ければと思います。

 

 

前にも書いていますが、私は漫画家になりたかったんです。

 

なぜかと言えば、スゴいと言って貰い、存在価値を認めて欲しかったから。

 

だから、ただただ漫画家になりたかったのでは無く、スゴいと言われる漫画家になれなければ意味がありませんでした。真顔才能がなかったんだけどね

 

 

世間的にハングリー精神と呼ばれている承認欲求はハルさんと出会って認めて貰い、あっさりと無くなって、しんどい思いをしてまでなぜ漫画を描かなければならないのか分らなくなりました。

 

 

 

しかし、私がミュージシャンやアーティストに求めるものは、やっぱり、スゴいミュージシャンであると言うことらしいのです。

 

私がスゴいなあと思えるミュージシャンは

 

①作詞作曲が出来て、デビューからずっと長年一定のレベルのヒット曲を飛ばし続けることが出来る。これって辿り着くまでに結構時間がかかるから、今の人たちが入っていないのはそのためです。

 

②歌が上手い

 

③私の心の琴線に触れる曲がある

 

まずはこれの全クリ。

 

私の価値観ではこの①~③から外れている人には全く興味が持てません。

 

これに現在当てはまっているのが、実はデビュー当時は顔も声も曲も大嫌いだったすぐに消える認定していたサザン

 

 

そしてB'z

 

 

サザンなんて、顔も声も大嫌いだったのが、愛の言霊あたりから、桑田圭祐はなんてスゴイ人なんだと崇拝に代わりました。

 

ポルノグラフィティはある時代までは良いところまで行っていましたが、売れっ子になりすぎてゴタゴタしたあたりから、急速に失速して圏外になって行きました。

 

 

 

そして、この中に君臨する最高峰がプリンス

 

 

上記①~③の三種の神器にプラスして

 

④すべての楽器を弾きこなし、それをミックスして曲として残せるレベル。

 

⑤誰もが憧れ喜ぶようなチャンスでも、しっかりと自分の価値観で選択したと言う逸話が残っている。

 

デビュー自体を夢とする若者が多い中で、プリンスはプロデュースをプリンス自身が行うという条件付きを譲らなかったり、プリンスヴァージョンのマイケル・ジャクソンBADをレコーディング後、プリンスが 「この曲には僕はいなくても売れる」 と言い残して、あのマイケル・ジャクソンの誘いを蹴ったという話があったりと、「プリンスか、プリンスでないか」と常に相手に選ばせる天才ならではの逸話がスゴイ。

 

もう、プリンスに関しては、殿様行列に出くわした農民のように、精神面で道ばたで土下座しても良いくらい、スゴイ!としか言いようがありません。

 

さらに、天才ならではの完璧を求めるが故に腰痛などの持病を煩ってしまい(身長が低かったからカバーするための高いヒールで踊っていたのが駄目だったんでしょうね・・・スゴいなあとは思っていたんだけど・・・)痛みを抑える為に薬に走って命を縮めて、夭折したと言われています。

 

他の大物ミュージシャンのように、別に踊る必要もなく、ふんぞり返って曲を提供して、誰かのプロデュースしてお金儲けしていれば今も存命だっただろうに、自らを作品として命を削って高めた結果が破滅だなんて。

 

もう~何から何まで完璧!!笑い泣きミューズよ~

 

 

 

お話は元に戻りますが、①~③を兼ね備えているかどうかを飛び越して、一足飛びに殿堂入りして行ったのが米津玄師

 

 

この人の自分が書きたい音楽と一般ウケする音楽を使い分けるまでの才能はスゴいと思います。ニヤリアタシは凡人のお年寄りなのでハチの音楽は分らない・・・

 

 

そして、最後にタイトルとした他のすべてを満たしていなくても、この一曲だけで殿堂入りした神曲がこれ。

 

マシンガンをぶっ放せ

 

 

 

この一曲でミスチルは殿堂入りを果たしました。

 

桜井和寿は私と同じニヒリスト(虚無主義者)かも知れないと思いました。

 

そして、見えない敵と戦わずに快楽主義に溺れ、墜ちていく自分を嗤って作った歌だと解釈しました。

 

この歌詞については、色々な方の色々な解釈がネット上にあふれていますが、私の解釈と違うものばかり。

 

なお、このマシンガンとはあくまで精神的な圧と言う意味であって、実弾ではないと私は理解していることを申し添えておきます。

 

マシンガンをぶっ放せ

 

歌:Mr.Children

作詞:桜井和寿

作曲:桜井和寿

 

あのニュースキャスターが人類を代弁して喋る
「また核実験をするなんて一体どういうつもり?」
愛にしゃぶりついたんさい
愛にすがりついたんさい

やがて来る“死の存在"に目を背け過ごすけど
残念ですが僕が生きている事に意味はない
愛せよ目の前の不条理を
憎めよ都合のいい道徳を
そして僕に才能をくれ

見えない敵にマシンガンをぶっ放せ Sister and Brother
正義も悪もないこの時代を行進していく兵士です
殺人鬼も聖者も凡人も 共存してくしかないんですね
触らなくたって神は祟っちゃう
救いの唄は聞こえちゃこないさ

参考書を持って挑んだんじゃ一生謎は解けぬ
良識を重んじてる善人がもはや罪だよ
愛せよ目の前の疫病を
憎めよ無能なる組織を
そして僕にコンドームをくれ

僕は昇りまた落ちてゆく 愛に似た金を握って
どうせ逆らえぬ人を殴った 天使の様な素振りで
毒蜘蛛も犬も乳飲み子も
共存すべきだよと言って
偽らざる人がいるはずないじゃん
この現実に目を向けなさい

愛せよ単調な生活を
鏡に映っている人物を
憎めよ生まれてきた悲劇を
飼い慣らされちまった本能を
そして事の真相をえぐれ

見えない敵にマシンガンをぶっ放せ Sister and Brother
天に唾を吐きかけるような 行き場のない怒りです
宗教も化学もUFOも信じれるから悲惨で
絡まりあって本心偽って
めくるめくの every day
僕は昇りまた落ちてゆく
何だってまかり通る世界へ

 

 

どんなに人間がただのぼうふらのような存在にすぎなかったとしても

 

 

この仔らとの生活はリアル。

 

 

それを大事にして

 
 
みんなを幸せにするように、生きて行かなくっちゃねって思います愛飛び出すハート