最近はもっぱら自然豊かなセンタクアトリエに引きこもりなので、昨日久しぶりに渋谷に行ったら頭痛くて倒れそうになりました(笑)。

 

今度10月の19日に渋谷の西武さんで洗濯講座をするので、その打ち合わせをに行ったのですが、そのときに洗剤の話になりました。

「西武さんで買える洗剤、何かあったら会場に置いといてもらえばその洗剤の特徴説明しますよ〜」

とお伝えすると、

「わかりました!ロフトもあるので色々と用意できると思います。あれ?でも、中村さんも洗剤売ってますよね??それを売らせていただくことはできませんか!?」

みたいな話になり、その時に

「中村さんの洗剤、何か特殊なものとか入っているんですか?」

と言われ、答えに困った(笑)

特殊な何かを特に入れていないし、香料とかも入れてないから、逆に成分的にみればできるだけ削いでいる(笑)
前にも書いたことあるけど、成分自体は極めてオーソドックスな洗剤だと思う。

僕が洗剤を売ってるのに、「別に、僕の洗剤じゃなくてもいいんで」と言うので、担当者さんも困惑(笑)


でも、こう言ってしまう理由には僕のある意図というか、僕の洗濯の考え方に訳がある。

それは、本当に大切なのは、「洗剤」じゃなくて洗濯をするその「人」だと僕が思っていること。

5月から洗剤を売り出してその思いをますます強くした。

僕の洗剤を使って「すごいキレイになる!!」ってリピートして使ってくれている人もいれば、反対に一回だけで、リピートしない人もいる。

それを見て、やっぱり「人」なんだなーと確信した。

だって、同じ洗剤で、「キレイになる!」って感動する人と、そうならない人がいるってことは、問題は洗剤じゃないってことでしょう??

それと・・・リピートしない人の中には、「キレイにならない」とか「使いにくい」とかって思っている人も多分いるかもしれません。

ここから普通は、リピートしてもらえるように不満を拾って、洗剤を改良したりした方がいいのかなと思う。

でも、僕の洗剤に関しては改良しません(笑)
あ、しないこともないけど、することがあったらそれは「顧客満足」のためではなく、「僕満足」の改良をすると思(笑)


洗濯で何かうまく行かない事があったとき多くの人は「もっといい洗剤はないか?」「もっといい洗濯機はないか??」探すことが多いと思います。

僕はずーっと洗濯のアドバイスをして来て「どれがいいですか??」っていう相談をたくさん受けてきた。

道具や剤で変わることは確かにある。でも、本質的に重要なのはそこじゃないと僕は感じます。

洗剤とか洗濯機とかを変えなくても、今使っているもののままでも、自分の考え方や、自分の洗い方や、自分のあり方が変われば洗濯は変わる。

しかも、洗剤や洗濯機を買い換えるよりも劇的に変わるんじゃないかと思っています。