センタクアトリエを建てるとなった時に一番始めに考えたのが、洗濯動線。
洗濯って、「脱ぐ、洗う、干す、アイロン(たたむ)、しまう」という5つの工程があるので、これがそれぞれ分離してしまうとそれだけで洗濯が大変になってしまいます。
極論で言うと、今の住宅って、それぞれの部屋で脱いで、洗濯機のところへ持っていって、2階にあるベランダで干して、たたむ場所に持っていき、それぞれの部屋に収納する。みたいな感じで、服一着が家の中であちこちへ冒険し、壮大なストーリーを描いているという家も少なくはないんじゃないでしょうか??(笑)
いつの間にか、脱いだものがそのままになっていたり、靴下片方行方不明事件が起こったりするのもこの動線が原因ですよね。
センタクアトリエではこの脱ぐ、洗う、干す、アイロン(たたむ)、しまうという5つの工程をすべて隣接させて、服も人間もできるだけ無駄な動きがないようにデザインしました。