こんばんは!洗濯アドバイザーの中村です。

東京書籍さんの技術・家庭科の教科書に載せて頂きました。
以前のは、小学校の教科書に載ったことをコチラに書きましたが。
今回は、中学校に潜入です。
ジワジワと洗濯哲学を日本に広めてます(笑)

   

   





そういえば、これもっと文量書いたんですが編集の都合上、結局この量になったんですよね。
せっかくなので、ブログに元の文を載っけておこう(笑)




①洗濯機を用いた手入れのポイントや洗濯の楽しさなどについて


衣類には、人間と同じようにそれぞれに性格があります。
「縮みやすい」とか「シワになりやすい」とか繊維の性格ですね。
それに加えて、汚れ具合や付く汚れもその時によって違う。
だから、洗濯機に入れていつも同じように洗濯機をまわして洗うというのでは、
汚れが多ければ落ちずに残ってしまうこともありますし、
逆に、汚れが少なければ洗い過ぎによって衣類がはやく痛んでしまうことにもつながります。
素材や、汚れによって、少し洗い方を変えてあげることが、衣類の痛みを最小限にして
汚れを効率よく落す、上手な洗濯につながります。

洗濯するときにまず見て欲しいのは、「絵表示と素材」です。
表示や素材によって、洗濯機で洗えるもの、洗濯機で洗うとしても
「ドライコース」や「手洗いコース」などの優しく洗うコースを使うもの、
また、手洗いするような衣類などにわけます。

素材的にハリのあるもの(シャツやズボンなど)は、ぐるぐる強めに洗っても大丈夫ですが、
素材的に柔らかいもの(ニットや薄手のブラウスなど)は型くずれや、引っかかりなどが心配
なので、別々に洗うとか、一緒に洗うなら、柔らかい素材はネットに入れて洗うというこ
とになります。

そして、汚れの有無も、洗い方を決める仕分けのポイントです。
ちょこっとしたポイント汚れなら、洗剤を直づけしていれたり、染み抜きしたり。
全体に汚れているような場合は、別洗いが必要な場合もあるでしょう。

洗濯は基本的に弱いものに合わせるのが基本。
その弱いものに合わせるためには、ガンガン洗うということは出来ません。
汚れの場合でいうと汚れの少ないもの洗浄力を合わせます。汚れのヒドい洗濯物は、
あらかじめ、下洗いをして汚れの少ないものに合わせる必要があります。

条件をできるだけそろえてあげる。こうすることで、ムダなく手間なく、
痛めずに洗うことにつながります。
洗濯は汚れがキレイになった時が一番楽しく気持ちのいい瞬間です。
ぜひ、衣類や汚れに応じた洗い方を覚えて洗濯を楽しんで下さい!



②仕事の内容,仕事で楽しいと思うこと,仕事のやりがい,これからの夢や抱負などにつ
いて



僕は、もともとクリーニング屋さんで「クリーニング師」という洗濯のプロです。
現在は洗濯アドバイザーという肩書で、色んな人に洗濯を教える活動をしています。

衣服は、ぼくたちのカラダから、汗やら、涙やら、皮脂やら・・・・
いろんなものを吸収してくれています。
また、それだけに限らず、外側からは、ほこりや車の排気ガス、たばこや焼き肉などの煙、
花粉などの汚れもつきます。

もし、それがそのままになっていると雑菌が繁殖し、嫌なニオイをだしたり、
繊維がもろくなったり、服の色がくすんだり、変色したり・・・・
人も服も本来の姿を失ってしまいます。
そうならないように、定期的に服を洗いキレイにすることで、
自分のカラダと服の清潔さや健康を保つのが洗濯の役割です。

洗濯は豊かな生活をする上で欠かせない重要な行為。
動物のなかでも衣類の洗濯をするのは、人間だけです。
いってみれば、衣類をきれいにする洗濯という行為は、
人間が人間らしく生きるための行為だと、
僕は思っていて、洗濯によっていつも気持ちよく衣類を着られるということは、
単に洗濯上手というだけでなく、その結果として洗濯が、
「素敵な毎日、素敵な人生を創る手助け」となると思っています。

洗濯って、めんどくさくて、つまらないもの。
一般的にはそう考える人が多いようですが、汚れが落ちてキレイになる洗濯という行為が
僕自身はすごく「楽しい!」と思うし、「オモシロイ!」そう感じています。


多くのみなさんに、この「洗濯って楽しい!」っていう感覚を伝えられるように、
洗濯を楽しむための知識や、技術を今後もお伝えしていきたいと思っています。
キレイになった服を見て「洗濯楽しい!!」そう感じてもらえるように。







あなたの服、お大事に・・・・

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