最近このニュースがちょっとした話題ですね。

10分で衣類をリフレッシュする家電 SWASH、P&GとWhirlpoolが開発。1台499ドル
http://japanese.engadget.com/2014/07/29/10-swash-p-g-whirlpool-1-499/


このニュースの反応を見ていると、
一般の人が比較的、好意的に捉えているのに対して、
クリーニング屋さんはこれは洗濯じゃない!
と、やや否定的に捉えているのが印象的でした(笑)


まぁ、よく説明を見るとこれは洗濯ではないというは確かにその通りです。
ただ、一般の消費者の方がどこに注目をし、どこに価値を見出しているのか??
というところを、みるべきであるなと思っています。


・・・・と、今回はそれを言いたいのではなく。
ほんとうの意味で革命的な洗濯機とは何か??ということ。


これから、モノのインターネットの時代になると言われているけれど、
洗濯機も当然インターネットにつながってくると思う。
そこで何が出来るか??

ただ、出先からスマホで運転・停止が出来るだけなのか・・・??
なんか今のまま行くと日本のメーカーはそういうの出してきそうだけど・・・(笑)


洗濯機をインターネットに繋げることの最大のメリットは
僕は「失敗の膨大なデータの蓄積」だと思っています。

洗濯の場合の失敗は、汚れが落ちなかった、色が移ってしまった、縮んでしまったなど
いろんな失敗がありますよね。

この経験が、洗濯のクオリティーを決めるわけです。
洗濯における、クリーニング屋さんと一般の人が洗濯するときの
一番の違いは膨大な衣類とそれに付く汚れを扱ってきたその試行錯誤の経験です。

例えば、一つの衣類を見た時にクリーニング屋さんは
「これは色が出るな・・・」とか
「これは縮むな・・・・」とか
「これはちょっと下処理しないと洗っただけじゃ落ちないな」とか
見たり、触っただけでわかります。
この部分は家庭でちょっとやそっとでは追いつけない。


ただし・・・・
これが、すべての洗濯機から情報を取れるようになったら話は別だと思うわけです。
毎回毎回の、洗濯の成功と失敗を全世界の洗濯機から蓄積していけば洗濯機の洗濯知能が上がっていく。
その膨大なデータから、最適な洗濯の方法を考えることが出来たら・・・
今とまったく違った家庭洗濯になると思うわけです。


多分、今の縦型やドラム式とかっていう形状ではそれはやりにくいから、
違う形状にする必要があるかも・・・・と思ったり。


もしくは、その膨大なデータを使って洗濯機を操作できるロボットが
別に居たほうがいいのかもしれないな・・・・
とか考えると、色々妄想が広がってワクワクしちゃうのです(笑)


ただ、そこまで洗濯を本気で愛して洗濯機を作ってくれる人が
はたして居るのだろうか・・・?
というところが、僕が超不安なところ・・・
だから、僕はことあるごとに、洗濯機創りたいーとか言っているわけなんです・・・苦笑










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