づーみんのふつふつと。 -13ページ目

づーみんのふつふつと。

常に頭の中がふつふつとしています。
そんなふつふつを綴ることにしました。

夏が好きなので、冬に向かうこの秋という季節が少し切なく感じます。

私にとって大切な姉が末期のがんでホスピスに入院し、一緒に過ごした最後の季節という思い出もあります。

ホスピスでの日々は、姉にとって身体中の痛みと闘った壮絶な毎日だったのでしようけれど、日々ゆったりした穏やかな時間が流れていたように感じます。

素敵なホスピスでしたから、、、。

コスモスなどのお花がたくさん咲いているお庭にお部屋から直接出られる大きな窓があり、お天気と、姉の体調の良い日には車椅子を押してお庭をお散歩したりして過ごせたことなど、切ないながらも良い時間だったと思います。

7歳違いという、少し年の離れた姉は心強く本当の意味で優しい人柄で、人として大切なたくさんのことを教わりました。

子供嫌いの両親でしたから我慢することも多く、厳しい家庭環境に於いて、姉のあの優しさはどのように培われたのか本当に不思議でなりません。

ホスピスへ入院時は姉の子どもであり、私にとっての姪が大学生、甥が高校生でしたが両親の影響によって、2人ともとても心優しく育ちました。あの子たちにとってはかけがえのない母を早くに亡くし、計り知れない辛い経験だったことと思われますが、この経験によりたくさんのことを学んだ2人は誰からも好かれる立派な大人となりました。

姉は、その年の秋が幕を閉じるころに息を引き取りましたから、私にとっての秋は素敵であり温かくも、もの哀しい思い出の季節です。

毎年コスモスの咲くころは、去年のことのように思い出しておりますが、一昨年の姉のお誕生日に入籍いたしました姪が、この秋の始めにめでたく男の子を出産してくれましたニコニコ姉が男の子となって産まれ変わってきてくれたとしか思えません。

姪の旦那さまはホスピスにも足を運んでくれていた素敵な青年で、姉とも面識があったのです。

姉が入院していた当時、姪はホスピスからほど近い大学に通っていたため、大学とホスピスを自転車で往復し献身的に看病しており、姪の付き添いの日がもっとも心安らいで過ごせていたことと思われます。

そんな姉は、今度は娘夫婦のもとで息子として育ってみたくなったのではないかと考える今年の秋は、私にとって少し温かい季節のように感じます