さて、そこでついにF1-2010です。
しばらくゲームから遠ざかってましたが、web上での動画を見てびっくり。
ほぼ実写じゃないですか!
ということで眠っていたF1熱が起き上がり、勢いでHKの秋葉城(オタクビルみたいなところです。自分で命名・・・)で勢い購入。
PS3本体320G品がHKD2500、ソフトがHKD300くらいだったかな?
しめて3万円弱です。
よく考えたらi-phoneすら5万以上するのに、このspecでこれは安い・・・
さて本編遊んでみました。
現在3シーズンを終了、再度やり直している所ですが、
1.キャリアモードが熱い!
2.挙動がきっと本物に近い!
3.グラフィックが美しい!
1のキャリアモードは昔のF1ゲームの同様モードの発展系ですね。
下位チームから始まり、実績評判を上げて上位チーム目指す!というものです。
かなり熱いです。
最初に名前エントリーする際、名前に近い英語名でマネジメントの見た目爬虫類系お姉さんがスペイン語訛りの英語で呼んでくれます。
私はケンジなのでケンと読んでくれますね。ハーイケン。なんだかくすぐったいですけど。
シーズンがチームメイトとの確執、ポイント獲得、インタビューの受け答え、これらすべてが今後のチーム移籍に関わってきます。
最下位御三家から始まり、中堅を経てフェラーリなんかに入った時の感動といったら、そりゃあそりゃもうがなです。
ちなみにチーム毎にエンジン音からシフトチェンジの音、まで異なっている為、「違うチームに来た!」という感慨を深めてくれます。
2の挙動及びAI関連ですが、
もちろん私ただの普通免許保持者ですのでフォーミュラカーには乗ったことありません。(カートはありますが)
よって挙動がどうこう言う事は本来できませんが、きっとこうなんだろうなーという意味で上手く再現されていると思います。
フルブレーキしながら強引に旋回!などやると間違いなくコースアウトします。
早めのブレーキ、最後に荷重を残しながら旋回・・・実際のF1ぽい走りの気分を味わえます。
今までのゲーム機とちがい、コントローラーにアナログボタンがたくさんついていますので、リニアなコントロールが可能です。
スーファミで言うL/Rボタンがアナログになっているのですね。これが各々ブレーキ・アクセルに割り当てられている為、
パーシャルな調整が肝になります。
普通はこれらL/Rはギアチェンジに設定されている事が多いので、慣れるまでは時間かかりますが、慣れればこちらのほうがいいですね。
さて難易度ですが、これは各種条件をどう設定するかにより大きく異なります。
大きく難易度に影響するのは
-AI難易度(敵車のスピード)
-各種サポートのON/OFF (TSC、ABSなど)
-タイヤ・ガソリンシミュレーション
です。
この中で一番影響大きいのは実はタイヤシミュレーションのON/OFFです。
要はタイヤの摩耗の再現なのですが、ONにしただけでニュータイアでもかなり曲がらなくなり相当遅くなります。
相対的に敵車も遅くなっていれば難易度自体は変わらないはずですが、敵車より自車への影響が大きく、
例えばタイヤシミュOFFだと最下位御三家でもAI難易度最大で(legend)チャンピオン取れますが、
ONにしただけでポイント獲得も危うくなります。
これは私だけかもしれませんが、F1ゲームをするときは全戦ポールtoウィンするより、下位・中堅チームで身分より少し上の結果を得る(ポイント獲得・表彰台獲得)というシチュエーションの方が全然興奮します。
こんなヘボいマシンでポイント獲得!てゆう感覚ですね。
アレジがティレルで表彰台とか、シューマッハがジョーダンでのデビューで予選7番とか、そういうやつです(懐かし・・・)
やはりこれがF1ゲームの醍醐味だと思うのです。
ですので現在は各種サポート前OFF、タイヤシミュON、難易度最大、
が私のデフォルトになっています。
(ガソリンシミュはOFFにしてます。さすがにガス欠まで気にしてレースは・・・)
かなり苦戦します!でもそれが楽しかったりします。
さて一方難易度バランスはうまく調整してますが完璧ではありません。
欲を言えば限が無いのですが、感じた所としては
-雨になると敵車がかなり遅くなる
上記難易度設定でもサーキットによりヴァージンで優勝できてしまったりします。やや興醒め・・・
-サーキットによりAIの難易度格差がある
有名所で、カナダの低難易度、スペインの鬼難易度
他でもバーレーン、マレーシア、イタリア、アブダビあたりは簡単
バレンシア・モナコ・鈴鹿は難しめですね。
毎年同じような結果になります。
もう少し平準化できていれば・・・
-コーナーによりAIがえらく遅いところがある
場所によって前車に衝突級です。
ちなみにAIの抜きどころはこれらAIが遅いコーナーしかありません。(だいたい高速コーナー)
これは自分だけかもしれませんが、一般的な抜きどころであるロングストレート後のヘアピンで追いぬき、
という事が全然できません・・・
だいたい中高速コーナーの突っ込みでの追いぬきがほとんどで、ストレートは必ず離されます。
これって運転の問題ですかね?
-チームの速度格差があまり無い?
どうもレース中のAIの速さは、現在のポジションが大きく影響しているようで、
要は1位は早く、24位は遅く、といった事のようです。
ですので上位チームが一旦中団以下に沈むと、浮上できないケースが多いです。
(そのかわり予選はだいたい強さ通りに並びます)
敵車の速度設定が数式っぽくて、実際のライバルと戦っている感じがありません。
同様にタイヤ摩耗もしくはハード・ソフトタイヤによるラップ差もAIは考慮あまり無さそうです。
ソフトタイヤを後半に温存して一気に追い上げ!と思ってもヨレヨレハードタイヤのAIのほうが早かったりします。
自分のタイヤ戦略がうまく結果に反映されないですね。
何にせよ敵車アルゴリズムはやり込めばやり込む程、粗が目立って残念に感じます。
-タイム管理
前車・後車とのタイム差が出ないのは・・・
-AIのライン取り
以外に紳士的に走ってくれるので、こちらがミスしない限り追い抜かれる事が少ない。
調整難しいとは思いますが、もう少しインに突っ込んできて欲しいきもします。
でも過去作品よりはよほど改善されてます!サイドバイサイドもできますし。
-グラフィックス関連
静止画はとても綺麗ですが、30フレーム/秒です。
プレイに支障はもちろん無いですが、もし60フレームあれば・・・
-リプレイ
ゲーム的なリプレイ・・・(わかりますか?)
ぜひ次回ではTV中継的に変更お願いします!
あとは他車も追えたり、順位が確認できたり、周毎に飛ばせたりしたらもっといいのに・・・
リプレイは簡略化しすぎですね。
-ピット関連
バグはある程度パッチで修正されたらしいですが、
皆が入るときに一緒に入るとえらい目に・・・
表彰台圏内からピット出たらビリ・・・
基本的にピットで順位が上がる事は無く、かならず落ちます。
-パッチ
発売当初はバグだらけで、後でパッチ当てればいいやというメーカーの傲慢さが見えます。
開発部門は恐らく愛を持って作ったんでしょうが、マネジメント部門の腐敗がこういう未完成品をGOかけたのでしょうね。
テストやってる?
総合的には、いろいろ詰め切れていない所もありますが、
過去のF1作品からすると段違いにレベルが高く、リアル過ぎてプレイ後はグッタリしてしまうくらいです。
本来ハンドルコントローラがあればもっと楽しいのでしょうが、さすがに高価すぎで断念です。
ですがコントローラでも慣れれば微妙なコントロールできますよ!
F1-2011が出るまではしばらくこれで堪能できます。
鈴鹿で10年ポールタイムを取るのが目標です!
<番外: 好きなサーキット嫌いなサーキット>
好き
1位 鈴鹿: 世界に誇るテクニカルサーキット。デグナー決まった時が快感。。。
2位 スパ: オ・ルージュは屈指の名物コーナーです。高低差でコース内で天気が違うのも神秘的。
3位 モナコ: 走ってると疲労しますが、ユニークさ随一。
4位 カタロニア: 最後の変なシケイン以外。。。古典的中高速サーキット。
嫌い
1位 ホッケンハイム: なんちゅう改修すんねや・・・退屈サーキットに変貌
2位 モンツァ: ストップ&ゴーのみのレイアウト・・GPとしては重要だがコースは平坦
3位 シンガポール: 特徴の無いモナコ・・・疲れるだけ・・・
4位 上海: どうも馴染めないストップ&ゴーサーキット。
基本的に最近は新しいサーキット(及び改修)は同じ会社が担当しており、
安全面を重視しているせいか、どれも同じつまらないストレートとヘアピンをつないだようなサーキットが多くなりましたね。
昔はいろいろキャラクターの出たサーキットが多かったのですが、しょうがないとは言え残念です。
昔の名物サーキットといえば
メキシコ、アデレード、ポールリカール、サンマリノ、ポルトガル、旧ホッケンハイム、フェニックス・・・
古き良き時代。
もし現在この内容で1990年前後バージョンがでたら絶対買います。
まあ無理でしょうけど・・・
既に2011版発売が決定しましたが、
とにかく敵車アルゴリズムとテストを十分にやってバランス取ってから発売してください!
PS
昔応援していたベルガーの最近の写真を見て絶句・・・
スーパーおっさんになってました・・・
現在・・・・
時の流れは残酷です