5月31日に封切りされたばかりの本作、早速IMAX視聴してきた。

 

 

 粗筋はこう。

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世界の崩壊から45年。暴君ディメンタス将軍の率いるバイカー軍団の手に落ち、故郷や家族、すべてを奪われたフュリオサは、ディメンタス将軍と鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーが土地の覇権を争う、狂気に満ちた世界と対峙することになる。狂ったものだけが生き残れる過酷な世界で、フュリオサは復讐のため、そして故郷に帰るため、人生を懸けて修羅の道を歩む。
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 映画comのレビュースコアは4.0。このシリーズは第1作しか観ていなくて、前作のことも全く知識のない私の評価は実は9/10。暗い話だが、カタルシス全開で気分良く鑑賞できた。ネタバレなしで感想を述べます。

 

・前作未知でも視聴に全く問題はない。

・フュリオサの少女時代を演じるアリーラ・ブラウンの美少女振りと眼力の強さが半端なく、順調に演技者として成長するのが楽しみ。

・この眼力は成人したアニヤにも継承されており、寡黙、怒り、悲嘆が陽炎になっている。

・タンクローリーの襲撃部隊(パラグライダーを利用)と防戦側の戦いぶりが凄まじい。これ、どこまでがCGなのだろう?

・フュリオサがイモーダン・ジョーの組織の中で成り上がるプロセスがやや描写不能というか理屈が通らないところがあるが(組織の要員としてリクルートされたのではないはず)、そういうことは気にしないでいい。勢い重視で鑑賞しよう。

・「北斗の拳」を連想する場面が多いのだが、当然といえば当然か。エンディングは「幽遊白書」の蔵馬ー戸愚呂兄を連想しました。

・ジャック(トム・バーク)をもう少し処遇してほしかったかな。

・尺がやや長いが、前半をとても丁寧に描写したからともいえる。苦情はないです。

・ディメンタス将軍が悪ながらなんか深い。理屈とかは良く分からないけれど、魅力のある悪役です。

 

 絶対に後悔しないから、サッサと鑑賞しましょう。