将棋以外のネタで触れたいものも多いのですが(小林製薬、政治資金裏金、水原通訳に主要メディアのリソースが行き過ぎている気がする)、それは措いておいて、平和に将棋ネタです。

 

 一昨日の王座戦2次予選決勝で佐藤康光対佐藤天彦戦があり、佐藤康光が快勝して本戦進出。何だかんだで目立つところでは勝ち星が集まっているので、応援のし甲斐がある。

 

 相穴熊になり、居飛車の方がやりやすいだろうな、と見ていたら、案の定開戦直後から有利になり、駒得。自陣に駒を埋めて補強をしていく。

 

 後手は竜がうろうろしているだけで、有効手が少なすぎる。

 

 2図の段階では先手香車得でしかないが、その香車を6八に打ち付け、鉄壁。後手は歩を使えないのが痛い。

 

 特に悩むところもないまま、あっさりと押し切りました。

 

 こういう将棋ばかりだと観戦する方も心が穏やかでいいなぁ。年度末に一服した感じがする。