す 昨日の日曜日、MINATO CITY ハーフマラソンに出た。その振り返りです。

 総括感想をまず披露します。

・コースはこうなっていて、折り返しが実に7回。アップダウンがかなりあり、スタートよりもゴール(東京タワー下)の方が相当に標高が高くなっており、好記録は出にくい設え。

 

 

 但し、東京マラソンの終盤コースと被るところがあり、沿道応援もかなり多く、疑似体験になる。日比谷通りは北上側が全面確保、南下側が1車線確保されており、文句なし。スタートの芝公園エリアは合計4回通過するので、家族応援も多い。待っている間はイベントもあり、退屈しないようだ。

 

(東京タワーの後ろに麻布台ヒルズが臨めます)

 
 
 

・給水は実に潤沢で246ハーフと段違い。給水テーブルの列は長く、1給水所でスポドリと水の両方取ることは可能。私は水を顔洗いに使い、リフレッシュできた。
・ボランティアも多く、交通整理を頑張っていた。ただ自転車が強行横断する場面はあった。ゴール後に提供される大きなバスタオルとドリンクは幸便。(但しタオルに『住友金属銅山』とごつい字が書かれているのはよくない)
・従来の参加賞ランシャツは青系だったが、今年はレッド。私は使うけど、派手過ぎて嫌な人もいそう。。。私には不思議で仕方がないのだが、大会公式シャツを着る人はどういう意図があるのかな? かなりの比率で、特に遅いランナーは公式シャツ着用比率は相当な数字になっていたという印象。埋没しても構いません、私はモブです、という自意識の持ち主なのだろうか? 他のランナーとの識別が難しいので、応援者も困るのではないか? 私はMINATOのシャツは先週投入し、MINATOには水戸黄門マラソンのシャツを使った。
・評価できないのが、1)トイレ、2)更衣室、3)ゴール前後の動線である。

1)はスタートエリアに40台が提供されているということなのだが、5000人の大会では明らかに不足している。長蛇の列であった。

2)はA、Bブロックはテント更衣室でスペースが狭すぎて、かなりの人々がオープンエアで着替えをしていた。他方、C、Dは増上寺の屋内スペースを提供されたということである。反感を買うことを承知でいいたい。『遅い人は大会リソースを速い人よりも使っているのだから、逆だろ!』『あるいは希望スペースを事前聴取し、いい場所/悪い場所の料金格差をつけるべきではないか?』 昨日は晴天だったから特に問題にはならなかったが、雨天だとABブロックは相当に辛く、恐らくは荷物回収後速やかに地下鉄駅構内に逃げ込むしかなかろう。

3)ゴール直前のコースが非常に狭くて、最後のダッシュで追い抜きがしにくいのもよくない。せめてスペースを広げてほしいもの。ゴール後もゴールが東京タワー真下という設定である以上、やむなしなのだろうが、東京タワーから強烈に下り、増上寺を突き抜けて、漸く芝公園エリアに戻る。長い。


・参加者のレベルはかなり多様。優勝者は68分ということで、246ハーフには及ばないが、まずは速い。折り返しの度に彼らの競り合いを目撃できたのはよかった。遅い方もすごくて、5.1キロの関門に引っかかるランナーがそれなり。こういう人は追加料金が発生するようにすればいいんじゃないかな。(暴言?) だって、棄権者収容バス、対応者が必要になるんですよ?

 

 いろいろ書いたが、華やかで、参加したい大会だといえる。私の評価は7/10。

 私についていえば、ラップはこうで、

 

~5キロ   455 445 439 439 448  2346
~10キロ 454 427 440 441 453  4722 (2336)

~15キロ 434 439 436 434 457 11043  (2321)
~20キロ 440 438 426 434 448 13349  (2303)
~ゴール  513                           13902

 

 1週間前の世田谷246ハーフよりはやや改善。5キロ過ぎの飯倉への下りでペースに乗り、登りもピッチでこなし、虎ノ門ヒルズ、西新橋交差点、増上寺、田町駅前等々馴染のあるポイントを巡る内にいい感じになり、17キロ以降はビルドアップでキロ4分20秒台に持ち上げ。現時点では満足しましょう、というところ。

 終了後、神保町のMIZUNO東京に移動して、インソールを制作してもらう。クラフトマン曰く、『靴ひもを結ぶ時に、上から穴を通してみては?』(これ、普通は短距離用)とのこと。これを言われたのが2回目で、初回指摘の時は「何を訳のわからないことを」と流したが、別の機会で2回言われると動揺する。私はハイアーチなので上から穴を通す方がアーチの落ち込みを防げる、また足指が使いやすく、前に進みやすくなる、という。あと、靴紐は毎回結び直せ、とも指摘を受けた。(面倒なので靴ベラで履いていました) ということで、今朝の朝ランで早速、靴紐をやりかえてみたが、悪い感じはなかった。なお、今シーズンはレッドたん(NIKE VIPER)とミズノのレベリオンフラッシュの2頭立てで臨んでいて、レッドたんは水戸黄門で使ったがああいう結果。フラッシュは2週連続で使い、大満足ではないのだが、インソール後はどうなるか、というところ。なおレッドたんの靴紐は最初から上からら穴に通されていたので、水戸のパフォーマンスは靴紐が原因ではないことが分かり、がっかりしました。

 東京マラソン起用シューズは2週間後の『丹沢水無川ハーフ』、4週間後の『はが路マラソン』、1月の『西東京30キロ』、『勝田』でアルタネートで使って絞り込みます。