NETFLIXの宣伝がなかなか格好良かったので視聴した。主演のガル・ガデットはワンダーウーマンでまずはいい印象を持っているし、NETFLIXの契約料金の中で視聴できるなら文句はない。 映画COMの評価はいまいちで3.5。なぜだろう? 

 



粗筋はこう。
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高い身体能力と天才的な頭脳を持ち合わせるレイチェル・ストーンは、イギリスの諜報機関MI6と世界平和のために活動する秘密組織チャーターという2つの組織を掛け持ちする超一流のエージェント。ある時、彼女の仲間が謎の武装組織に殺されてしまう。組織の目的は、世界中のシステムを操作できる「ハート」と呼ばれるシステムを手に入れること。スマートフォンから航空機まで、あらゆる機械にアクセスできる「ハート」が悪用されれば、世界は多大な危機に陥る。レイチェルは組織の足取りを追うが、その中で予想を超える事態と黒幕の存在を知る。
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・かなり大掛かりな映像。劇場の大画面で視聴したいな、とは思った。
・冒頭から各勢力が入り乱れており、ストーリーに入るのがなかなか大変。
・MI6がドラマから脱落すると対立構図が良く分かるのだが、主人公の反対側の陣営の成り立ちが良く分からない。なぜ、あれだけの組織ができたのか、資金源はどこか? 対立陣営のトップはなぜトップになれたのか?等々
・MIPのデッドレコニングと設えが似ている。トム・クルーズがその内、あの激しい演技をできなくなるかも?ということで、後釜狙いだろうか?

・ハートというシステムというかMIPのエンティティみたいなものの争奪戦なのだが、これを保持するチャーターはそのハートを衛星に搭載するのではなく、なぜか飛行船に乗せて大気圏内を航行させている。敵に来てくれというようなもの。謎。
・ガル・ギャドットが相変わらず美しく、かつ激しく戦っている。今回、味方になったアーリアー・バットも可愛い。私は気が付かなかったが同時に視聴した妻はRRRの主人公の妹役だったことを思い出した。彼女は実は30歳なのだが、そうはみえない。インド映画以外にも登場するのですねぇ。頑張ってください。
・グレン・クロースがあっという間にいなくなる。うーん。次作以降の話の膨らみがなくなりそうだが、ギャラが高いからこれでいいのか?

 難がないわけではないが、まずは見応えもある。自宅で見る分にはよいでしょう。矛盾しているが、割引券で劇場視聴もしたい。私の評価は6.5/10。続編を希望する。