4日の日曜日に奥武蔵ウルトラマラソンに出走した。この大会の参加は5年ぶり。今日は総括感想を披露します。

・コースは毛呂山体育館をスタートゴールにし、鎌北湖を経由して奥武蔵グリーンラインを往復する激坂コース。ほぼ坂しかない。特に鎌北湖のすぐ上のところは非常に厳しい。距離は公称78キロだが、多分74〜75キロくらい。公式戦ではないので、その辺はよいだろう。正直なところ、これ以上長くなくていい。
 

 

(後半でもキツイ登り返しが何回かある)



・沿道には住居、商店、レストランがほぼなく、住民応援は皆無だが、熱心な人達が移動しながらコスプレ応援してくれる。

・エイドの厚さで有名な本大会だが、今年は焼き鳥エイドがなかった。とはいえ、ドリンク、給食は非常に種類豊富。ノンアルビール、カフェオレ、イチゴミルク、かき氷、カルピス、稲荷ずし、クリームパン、蒸しパン、メロン、サクランボ、グレープフルーツ、おにぎり、そば、おしるこ、被り水も全エイド装備で暑熱対策は行き届いている。

 

(折り返しにある『かき氷エイド』)



・ゴール後、埼玉医科大学の学生さんがマッサージ、ストレッチをボランティアでしてくれる。スタッフ数、ベッド数が潤沢で私のように10時間近くかかった中位の人間でも待たずに施術を受けることができた。腕はそれなり。へとへとでゴールしたところを温かく迎えてくれてうれしい、という方が先に立つか。

・今年は朝の連絡バスが全くいけていなかった。朝6時5分に武州長瀬駅に送迎バス1号がくるはずだったが、まず10分遅れ。この段階で駅前にはかなりの数のランナーが行列。私は運よく1号に乗れたが、バス自体が小型(観光バスではなく、ゴルフ場のクラブバスサイズ)であり、輸送力が全く足りていない。レーススタートは7時の予定だったが、10分後ろ倒しになった。最後のバスは7時1分到着だった。荷物預けやトイレで悶絶した人も多いだろう。帰りは大型の観光バスが起用されていたので、様々不思議。来年は改善していただきたい。(といっても私は来年は出ないと思う)

・参加者の走力水準は相当に高い。坂に慣れている感じがプンプンする。浮き輪を腰に回している人が2名いた。いってしまえば『舐めプ』だろう。男性には相当に差をつけて勝ったが、女性には残り1キロちょっとのところで捲られ、不本意であった。うーん。。
 
 足自慢の人であればお勧め。。。と書くのは簡単だが、フラットなところを走るウルトラ(柴又とかサロマ)よりは遥かに高難度であり、それなりの準備(坂錬とか)は必要である。