昨日の名人戦第2局の感想戦の動画を視聴したところ、1図で△3五桂を藤井が指摘していて、渡辺を驚かせていた。以下▲3六銀△4五金▲同銀△2七桂成で後手がよいという。

 

 はぁ~ここでこの超俗手が目に入りますか~その先の妙手順の構築をセットでできますか~であれば事前回避もできそうだし、一年後には実際そうなっていそうな蓋然性が高い。この人には盤上と駒台のことで見えない事柄はないのではないか。対局の度に実戦で負け、感想戦でも上を行かれ、渡辺の心中やいかに。。。

 

 この将棋は70手過ぎまで形勢は拮抗していたが、それは偶々、時限爆弾のタイマーが80手付近にセットしてあっただけのことではないか、という感慨すら催す私である。

 

 来年の今頃はどれだけさらに強くなっているのだろう。