私の年間のランニングレースはフルマラソン4-5、ウルトラマラソン3、トレラン3-4、富士登山競走(これもトレランなのかもしれないが私の中では別格)から成っている。最近ではフルマラソンの肉体的苦痛がしんどくてしんどくて、ゆるゆる走るウルトラの方が好みになりつつある。

 但し夜間レースには全く食指が動かないので、UTMF(ウルトラトレイルマウントフジ)に参加する可能性は今のところ考えられない。考えられないが、その参加要件が先日厳格化されていたので、自分の走力、性向に照会してみた。

 3レースで6ポイントの取得が要件となっており、ではどれくらいの距離、累積標高だとどのくらいのポイントになるかといえば、100キロ超(夜間走行と抱合せになる)のものであれば4ポイント。私がひいひい言いながら出ているレース(50キロ程度)であれば1ポイントのみ。つまり出場要件クリアするためにはどうしても距離の長いレースをいれていかないといけないわけだ。

 夜間走を避ける80キロクラスだと3ポイントになる。このレベルでも前日現地泊が必要になるのが普通(もしかするとレース当日泊も)で、大会参加費用もそれなりになる。これを2回こなして漸くエントリー抽選参加資格が生じるだけなのだから、「UTMFってそこまでのモンなの?」と外野の身としては思うのである。

 また、他の主催者のレースもポイントに織り込んでしまい、自分のレースの威信強化に使っている、という構図もみえ、フェアではないような気もする。

 こういう受け取り方って超少数派なのだろうか。